TODAY'S
 
夫の一言に涙

 

一人暮らしの親

 

昨日のブログに書いたとおり

私が何を置いても、最優先の位置づけだった
ビッグイベント

「台湾はおばちゃんで回っている?!」
読書会の最中に、後ろ髪を引かれながら
 
急いで帰らねばならなくなった理由
 
それは、一人暮らしの父親からの電話でした。


父は87歳。

年齢の割には元気で、
毎日お散歩して、買い物もするし、
自炊もします。

ただ、今年は年明けから
コロナにかかったりして

体力の衰えを感じて
最近、筋トレをしていたくらい。

その父が息も絶え絶えに、か細い声で
「もうあかんわ」と言います。
 
ついに来たか!と思う反面
いやいや、大丈夫と言い聞かせ

「いまからすぐに帰れる場所じゃないから
すぐ救急車呼んで。」

という私に、

「そんな急がんでも大丈夫や」という父。
 
どんなに急いでも1時間以上はかかるので

「私を待ってたらあかん!
いますぐ119番に電話して」と

思わず語気を荒げてしまった私。

父は「わかった。電話するわ」と。


もう、なんでよりによって
こんな時に・・・と思っても仕方ない。
 
それから、すぐ夫に電話をしました。

幸い、仕事が休みで自宅にいてくれたから
「わかった。すぐに行くわ」と
父の元に駆けつけてくれました。

うちから実家は徒歩5分なので
すぐに父親の身の回りを整え
救急車に同乗してくれました。


父は心筋梗塞でした。

すぐに病院でバイパス手術をして
私が病院に到着したときには

手術室から戻ってきて
普通に会話できました。
 
本当に良かった。


日曜日だし、とりあえずICUで
様子を見るけれど、

経過が良ければ、すぐに一般病棟に
移れますとのこと。

そして、その言葉通り
1日でICUからでました。


ただし、現在、病院は面会禁止のため
荷物の受け渡しも受付で看護婦さんに渡します。

そのいろんな説明を私が到着するまでに
夫が聞いてくれていたのですが

サインするものが多くて
躊躇したらしい。

でも、バイバス手術だけは
すぐにサインしないと手遅れになるといわれ、
サインしたからと。

そして、残っているたくさんの書類を
私に渡して
 
「俺は役に立たなくて、情けない」と言うんです。
 
いやいや、私でさえ、
こんなにたくさんの書類に記入するのは大変です。
 
その上、父のことを代わりに
答える問診票みたいなのには
ほとほと手を焼きました。

娘の私でも書けません。
私の方こそ、情けないわ。

と思ったら、夫に申し訳ない気持ちと
感謝の気持ちとごちゃ混ぜになって

さらに父が一命を取り留めたことに
ホッとして、うるうるしてしまいました。
 
ひととおり、書き終えたら
急にお腹がすいてきました。
 
読書会の皆さんと一緒に
食べるはずだったケーキを
口に頬張ると、
 
美味しくて、幸せな気分に。
 

また、父の寿命が延びたことを
天国の母に感謝して。
 
当日の朝、私が出かける前に
父の様子を見に行ったときも

仏壇に手を合わせて
「頼んだよ」ってお願いしたから
聞いてくれたんだと思います。
 
 
というのも、父が
「昨日までしんどかったけど
今日は朝から調子が良い」と言うので

「念のため、月曜日は病院へ行って
みてもらってね」と言ったばかり。

まさか、ほんの数時間でこんなことになるとは
思いもせず。

後から聞くと、しばらく控えてたお風呂に
調子が良いから、入ったそうです。

うちの実家のお風呂場は寒くて
部屋もお風呂場も暖めてから
入るようにしてはいるものの

高齢者のお風呂は怖いですね。


 

義理の親も自分の親


 

うちの夫を尊敬するところは
私の親も自分の親と同じように
接してくれるところです。

いま、病院が面会禁止で
荷物の受け渡しの時間も限られています。

フルタイムで働く私には行けない時間帯。

いま、少し時間が自由になる夫が
荷物の受け渡しに行ってくれています。

一般病棟に移るタイミングで
入れ歯とかスマホとか

テレビカードとかが必要で。

そのあとは、入院セットをお願いし
洗濯ものはないのですが

あれがほしい、これがほしいといわれ
夫が何度も行くことになっています。


私が「ありがとう」というと
夫は「親やから、当たり前やろ」と。

 


それを聞いて、以前、
友達が愚痴っていたのを思い出しました。

「自分の父が亡くなる前に
夫が他人だと愛想がつきた。」と



私はずっとこの言葉が
頭の片隅にあって


そんなときこそ、家族で協力できるのは
ありがたいのだと。


そして、私が結婚したときに
姑から言われた言葉も忘れません。

「嫁じゃなくて、娘だからね」って。

 

義理の親も自分の親と思って接することは、
誰にでもできることではありません。

 

最初は良くても、あとから不満不平が
でてきても不思議じゃない。

だからこそ、ありがたいと思います。


 

 

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