現在、日本で生活している私たち夫婦。
 

台湾で母の男兄弟は特別な存在

 
電話で台湾の母の病状を姉から聞いたときに
 
「もう大丈夫。もしなんかあったら、すぐに電話するから。」と言われたので
 
「じゃ、電話がかかってこないほうが良いわ!」なんて、冗談を言って切りました。
 
 
その翌日、姉から電話が来たんです。
 
正直、嫌な予感しかしなかった・・・
 
 
「アク(=母の兄)が亡くなった。」
 
高齢ですし、いつお迎えが来てもおかしくなかったので、驚きはしなかったけれど。
 
 
会った回数は10回もなかったけれど、母と同じく、とても優しい人でした。
 
 
結婚して初めて会いに行ったとき
 
「妹が嫁いびりしたら、すぐに私に言いなさい。私が叱るから」と私に言い、
 
「嫁さんを絶対にいじめるなよ!」と母にも言っていました。
 
 
母が嫁いびりなどするはずがないのに、冗談まじりに私を気遣ってくれたことが思い出されます。
 
 
台湾では昔ながらの習慣で、序列というと語弊がありますが、

おじさん、おばさんにも順位のような呼び方の違いがあります。
 
 
特に、母親の男兄弟は特別な存在で、冠婚葬祭で別格なのです。
 
 
そんなおじさんが亡くなった・・・
 
すぐに飛んでいけない、モヤモヤした気分でいます。
 
 
訃報を聞いてどうするか

 
旧正月前に突然、おじさんと母がお互いに会いたいと言い出し
 
久しぶりに会いに行ったそうです。
 
 
虫の知らせだったのか?
 
そこで久しぶりに一緒の時間を過ごしたのが最後になりました。
 
 
今回の訃報を妹である母に伝えるべきかどうか、私たちは考えました。
 
母は病み上がりで体調がまだ整っておらず、精神的にも不安定な状態です。
 
 
姉も夫も「言わないほうが良いだろう」という結論を出しました。
 
 
最後のお別れをせず、荼毘にふされるのはどうなんだろう。
 
私は少し引っ掛かっていました。
 
 
とはいえ、弱っている母がショックをうけて、生きる気力をなくさないことを最優先すべき。
 
だから、今は告げないのが良いでしょう。
 
 
人は死に向かって生きるものですが、
それでも、少しでも、1日でも長く生きてもらいたいと思うのが家族ですものね。
 
 
 
 
天に召されたおじさんには、あの世から私たちを見守っていただけますように。
 
そう願わずにはおれません。
 
 
 
 
どくしゃになってね…
 
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