世界的にも高齢社会の現在、どうしても避けられないのが介護。

介護は誰がしますか?

子どもが親の世話を見ることができれば、それはとても幸せなことですね。

そのためには、例えば経済力であったり、住環境であったり、たくさんのことをクリアできてこそ実現できるのですから。


私の両親は、近くに住んでいますが、母は自宅で面倒を見れる人がおらず、入院生活です。

父の負担を考え、ヘルパーさんを頼むよりも病院を選びました。

娘の私がお世話できたらいいのでしょうが、現実的ではなく、介護のために仕事を辞めます!といえる人を羨ましく思います。

 
さて、日本でもヘルパーさんが車いすを押して、生活補助されている様子を見かけることが多くなりました。

スーパーでお買い物されているのを見ると、外に出て買い物するだけでも気分転換できるだろうなと思います。


台湾ではそういう光景が、私が結婚した23年前でも普通に見られました。

その頃は、どうしてこんなに体の不自由な人が外出する必要があるんだろう?

そんな風に感じていました。

その当時の日本では要介護の人が外出するなんてめったに見ることがなかったからです。

今思えば、台湾は大変進んでいたのですね。


そして、驚いたのは、外国人労働者が家の中にいるということです。

要介護のお世話をするのはインドネシア、フィリピンなどからきた女性たち。

何かしら看護の資格を持った人もいたでしょうが、そうではない家政婦さんも含め、台湾には外国人労働者が多いのです。


うちのおじさんの家でも、介護をしていたのはベトナムの人でした。

住み込みで働いており、週1日か2日の休みがあると言っていたと思います。

余談ですが、その彼女は台湾國語を理解し、日常会話には問題ないレベルで話していました。
「私、この人に負けてる・・・」とはっきり自覚したことを今でも忘れていません。

台湾における外国人労働者の数は増加し続けています。

最近では就労期間の延長などで、さらに台湾滞在が緩和されました。

ますます、家庭内介護要員としての地位は確立されていくのでしょう。


 
先日、姉と台北地下街を歩いていたときのことです。

地下街の奥のほうに、インドネシア料理店が並んでいる一角がありました。

そこはまさにインドネシア!?

料理はもちろん、インドネシア語で書かれたメニュー、お客さんもお店の人もみんなインドネシア人で、台湾人はいない。
 
 
そこ以外でも、日曜日の台北駅周辺は、そういう外国人労働者が集まっていて、国ごとにコミュニティを形成しているように見えます。

台北だけでも、これほどたくさんの外国人労働者がいるのかと驚くほどです。



そのとき日本人妻は?

 
知人に聞いた話では、ある日本人妻が台湾の家庭で、外国人労働者なみに介護をしているとのこと。

その日本人妻はいちおう専業主婦なので、介護を含む家事全般を担っているようです。

いつまで続けられるか?と心配する声もちらほら。

続かなくなった時は、外国人労働者に代わるだけなのでしょうけどね。

 
家庭だけでなく、病院、工事現場、漁船の乗組員など、いたるところでたくさんの外国人労働者を見かけます。

彼ら彼女らはおそらく自分の国にいる家族を支えるために出稼ぎに来ているでしょうが、一方で台湾経済を支えているといえるかもしれません。
 
そんなことを考えていたら、日本で働くうちの台湾人夫のゴーっというイビキすら、とてもいとおしく思えてきた····かも。(笑)
 
 
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