「II 女司祭」のカードは「月」の影響を受けています。人間の生命活動や神羅万象と密接な関係をもつ月。
潮の満ち引き、女性特有の周期、お肌の再生を司るケラチニゼーションなど、そのサイクルとほぼ合致しているなど、古来より月は、自然の生命リズムに影響を与えています。
知性と直観を意味するこのカードは、受動的な働きを促します。そして、その知性や直観は、自分の意志からでなく、聖なる存在に動かされています。
「II 女司祭」のカードがポジティブに働いていると、感情は安定し、人の気持ちを自分のことのように感じられるでしょう。
しかし「II 女司祭」のカードがネガティブに働いていると、依存心が強まります。また、自分が不利な立場に追いやられたり、何かうまくいかなことがあると他者のせいにする自分勝手な面が出やすくなるでしょう。
知性と直観の他に、瞑想や霊感を意味する、このカードを引いたときは、目を閉じて、自分の内面に向けて、深く、そして静かに思いをめぐらしてみましょう。
呼吸に意識を集中し、ゆっくり息を吸いながら、お腹を膨らませ、息を吐きながら、お腹をへこませてみましょう。
そうやって絶え間なく自分の呼吸に意識を集中すれば、自然と雑念は消え去り、静寂な心を取り戻すことができるでしょう。
他人の中に心の平穏を求めるようでは、幸せは遠ざかるもの。「あなたが安心できる心の居場所は、あなたの中にある」ということを、「II 女司祭」のカードは私たちに教えてくれています。