娘の誕生から約10日が経ちました。その間、僕は常に家で子供に見とれる日々…
今回は妻の退院イベントの話を通して、ビジネスアイデアを出すプロになるコツをお伝えします。妻が退院して家に戻ってくるまでの期間は6日間。
この6日間で、どんなサプライズが出来るかが腕の見せ所という事で準備をしていました。
日々、ビジネスで培ってきたマーケティングやお客さんと向き合う姿勢の中で学んできた事は、プライベートでこそ本領を発揮するとさえ思っています。お客さんに対して、どんな事を提案していくかと同じ発想で、相手の想像を1ミリでもいいから超える事が出来れば合格点!

妻には、これまで何度もサプライズ企画をしてきたので、ある程度の耐性は整っている可能性もあり、それを上回るにはどうするか?これを考えるのにまる一日使いました。笑
お客さんに毎回同じアプローチをしても飽きられてしまいます。何か変化を加える事が出来ないかと考えるのと同じです。つまり、どうすれば、より満足感や感動を提供できるかは、プライベートに関わらずビジネスでも「喜んでもらうためには」という考え方から始まります。
出産立ち会い、その後の日々のお見舞いを通じて「頑張ってくれた感謝」はもちろんなのですが、とにかく疲れが溜まっていると思うので負荷をかけずにリラックスしてもらう事が何より!まずはデフォルトで、出来る限りの掃除と夕飯の準備は完璧にしようと決めました。そして赤ちゃんの誕生をもう一度かみしめるというか、感謝の気持ちをどんなふうに形にしようかと考えた時に出て来た案が「動画」と「絵本」です。
直接言葉にして伝える、動画ファイルで伝える、音声ファイルで伝える、文章で伝える。
伝え方には色々なものがあって、どれも良さがあります。出産と同時に直接言葉で感謝の気持ちを伝えてきた経緯があったので、形に残るもので「伝えた瞬間」が記憶としていつでも蘇るようなものにしたいなと考えました。ビジネスでも一辺倒の伝え方ではなく、動画、音声、文章を得意不得意だけで使い分けるのではなく、周囲のアプローチの流れなども加味して他者との差別化につなげていく事が出来ます。
…と、話を再びもとに戻します。
僕は家事の他に3つの事をやろうと決めました

・手入れがいらないブリザードフラワーを送ろう。
まずは、有り触れた形かもしれませんが花を送ろうと決めました!生花を送っても、赤ちゃんの世話で寝不足になる事間違いなしの疲労が出てしまうので、手入れがいらないブリザードフラワーにして、娘の名前にちなんだ色と、夏の季節を表現する色を混ぜました。ただ、花が喜ばれるかは全く未知数という事もあって、あくまでも序章のプレゼントとなります。妻にはこれが退院祝いのサプライズと思い込んでもらう作戦もありました

・二人の出会いから赤ちゃん誕生までの動画を作ろう。
妻とは結婚式は挙げていないので、結婚式や披露宴で流れる二人の馴れ初め動画というのはありませんでした。そこで!出会ってから赤ちゃんが生まれるまでのスナップ動画を作る事にしました!動画は、ほとんど編集した経験がないので6日間で勉強してどこまでクオリティを上げる事が出来るかが勝負でした。喜んでもらえる姿を思い浮かべてモチベーションを上げて作り切りました!
・「妻が主人公の絵本」と「娘が主人公の絵本」を作ろう。
妻が主人公の絵本、娘が主人公の絵本は、妻が臨月の時に準備を始めました。娘が少し大きくなって、本の読み聞かせが出来るようになった時の事を考えながら、どんな物語を選択するかを決めていきました。妻にとっても、娘にとっても、その絵本を見る度に過去の思い出が蘇るようなきっかけになったらと思うと、これは重大任務だと感じながら作り込んでいきました。
そして、退院して帰宅する本番当日が訪れます・・・

退院して帰宅した時、部屋が綺麗になっている事に喜んでくれている中、ブリザードフラワーをかなり目立つ場所に置いておいたけど、その存在に全く気付かないというアクシデントがありました

まずは赤ちゃんをベッドに寝かせて、あれやこれやと入院時の荷物の整理に夢中だったみたいです。笑今回は、毎日のお見舞いと仕事で、何かがある事すら予想していなかったみたいです。でも、花はジャブなのでここからが本番!動画は感動して号泣してくれました。動画の最後には、押入れの中にプレゼントがあるというメッセージを入れました。押入れの中をガサゴソと探すと、そこに2冊の絵本が出てきます。この絵本でさらに号泣を勝ち取りました。頑張った甲斐もあって、僕もその日の事は生涯忘れないだろうなと思うくらい嬉しい1日となりました。
さて!!
大してビジネス書を読むわけではない僕は、アイデアの根幹として非常に身近なところが大元となります。
面白い事を提供して、その反応を見て、初めて自分が楽しめるって事ありますよね!特にプレゼントの場合、相手が喜んでくれないと自分も嬉しくなったり、楽しくなったり出来ないですよね。自分が美味しいと思ったラーメン屋に友達を連れて行って、美味しいと思ってくれたら、そこから初めて嬉しさがグーンと来るような、そんな感じです。
無理矢理ビジネス話を交えて、赤ちゃんの写真を公開したかっただけなんじゃ!?
と思った方は、半分正解です

でも、昨今のビジネスは新規をひたすら追いかけるという焼畑的な流れがある中で、小さくとも強いビジネスというのは、既存客に向けて何をして喜んでもらうかを考えるエンターテイメントとして捉えると、ビジネスはグッと面白くなります
難しく考えればキリがないほど奥深いのがビジネスですが、人の心に訴えかけるものは共通項が多々あります。ぜひ、そんな視点からのアイデアでビジネスを楽しんでほしいなと思います。



