昨日の続きである…
しばらく時間を置いて、私は山を降り始めた。
どういうわけか…
この頃から登拝する方が増えてきた。
足下は滑るから慎重に降りる。
(雨の後は何度も転んでいる…)
それに、すれ違いで時間がかかる。
ところが、下の三光の滝まで降りると…
先に降りたはずのカップルが休んでいた。
「滝の所に行った?」
「あそこエネルギー出ているから…」
私はそう言って二人を滝に誘った。
滝の結界の中に手を入れると…
「電気が流れているみたい…」
彼がそう言う。
彼の才能は申し分ない。
男の方でこれほどの方は本当に珍しい。
(それにピュアな心を持っている…)
彼女の方はもう間違いない。
私と出会う夢を見たと言うくらいである。
こう言う機会もなかなかない。
「エネルギー感じてみる?」
私がお祈りをするとエネルギーが漏れる。
それを観じていただくことにした。
お祈りを終えると…
「いただきました~」
彼女が笑っている。
どうやら、二人とも足ががくがくになったらしい。
彼にとっては初めてのエネルギー体験かも知れない。
非常に不思議がっている。
「どうやってやるんですか?」
そう聞かれたが、一言ではなかなか説明しづらい。
(基本、太陽とつながる方法と同じであるが…)
どんな形であれ、こういう体験はめったに出来ない。
ふたりにとっては良かったと思う。
私に出逢ったが100年目。
彼女は夢まで見ている。
全ては必然である。
二人のスピリチュアルの扉が少しでも開けば…
私としてはうれしい限りである。
