バニシングツインも乗り越えた頃、私のつわりはどんどんひどくなっていました。

妊娠8週を過ぎても不妊外来を卒業できず妊婦健診をしていなかったので、体重がどうなっているのか不安でした。つわりがあるということはお腹の赤ちゃんも元気だということ。そうは思っていても心配で、週に一回の診察が本当に楽しみでした。

つわりではじめに困ったのは、歯磨きでした。歯磨き粉を使えないのです。歯磨きを始めたらトイレへ…。

次にお風呂。普段はなんてことないシャンプーやボディソープの匂いが耐えられないのです。

そして洗濯洗剤の匂い、お米の炊ける匂い、この頃はもう食べ物を見るのもイヤでした。匂いのするもの全てから離れたくて、家事全てを放棄して寝室に籠もったりしていました。

そんな私に文句一つも言わず、何か食べたいものない?と、だんなさんは根気強く声をかけてくれました。

時には疲れてるのに私の大好きなうどんを作ってくれました。

本当は食べたくない、いらない、そう思ってもだんなさんの気持ちが有り難く、がんばって食べていました。

そうこうしているうちに、本当に何も受け付けないところまでひどくなってしまいました。

お水を飲んではトイレへ、飴をなめてはトイレへ、横になってはトイレへ、ぼんやりしてはトイレへ…

ついに仕事もまとめたお休みを頂くことになり、私はひたすらぼんやり、ゴロゴロ、トイレと仲良く過ごしました。

いつかは終わる。この子たちが生きてる証。

それを支えにどうにか乗り越えることができました。





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