今月のお題は『小さな頃の夢』です。

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今でこそ「どうやら、cheecoは子どもが嫌いらしい」というレッテルが貼られている私だが、そんなことはない。
「嫌い」なのではなく「責任が持てない」と思うから、不用意に「子どもが欲しいわ」なんて口にできない慎重派なだけである。
なんせ、子どもを持つことに責任など感じていなかった、まだ自分が子どもの頃の夢は「保母さん」だったくらいだ。

2歳年下の弟と同じ保育園に通っていた私は、保育園からの通信欄に「弟だけではなく、年下のお友達の面倒をよく見るしっかりした子」といつも記載されていた。
ついでに「お昼寝のときに鼻をほじりすぎて、鼻血を出す子」でもあったが、自分より小さく弱いものを守ろうとする気持ちは強かった。

やがて二人とも小学生になり、私は弟の宿題を見るようになった。
これが恐ろしく出来が悪い。基本でやった足し算も、ちょっと応用編になるとさっぱりできなくなる。幼いながらに、弟のあまりのアホさと、教育者としての自分の不甲斐なさ、責任感から悔し涙を流しながら「どうしてこんなこともわかんないの!!」とヒステリックに叫んだりした。
そのときはあまりの憎さに「寝顔に濡れタオルでも載せてやろうか」、「マウントで首に紐巻いて一気に締め上げようか」など、本気で弟殺害計画を抱いていた。

弟が残した白紙の学習ノートを片付け、すやすやと眠る弟の寝顔を見ると「なんであんなに怒っていたんだろう……」とすんでのところで思いとどまったが、一歩間違えれば犯罪者になりかねなかったあの頃。
今では弟の身長も193cmになり、私がマウントをとったとしてもすぐに跳ね返されてしまうだろう。

それでも、私自身が犯罪者になりうる素質は十二分に兼ね備えていると危惧している。
目下、保母さんどころか、自分の子どもができたとき、果たして泣き叫ぶ我が子の面倒を見ることができるだろうかと不安を抱いているのが正直なところである。

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