『紆余曲折があると強くなれる。挫折は人生の宝だから』
—假屋崎省吾「プロ論2」より—


高校生の頃、友達に連れられて占いに出向き、「あなたの人生は死ぬまでハチャメチャです」と言われたことがありました。ボーリング場の片隅で、背後で誰かが「ストラーイッ!!!」と絶叫しているのを聞きながらのことです。

勿論、それを鵜呑みにするようなことはありませんでしたがはじめての占いは苦い思い出。

しかしながら人生とは時にコントロールのきかない愛車のようなものです。きちっとしてないから面白い、ともいえますよね。

華道家の假屋崎省吾氏の言葉です。

「花の仕事だけで食べていけるようになったのは30歳過ぎてからですね。でも、今はそれでよかったと思っています。順風満帆に何もかもうまくいってしまった人は、何かあったときに崩れやすい。いろんなことに苦しんだり、失敗したり、紆余曲折があった人の方が、強いんです。雑草は踏まれて、踏まれて、強くなっていくでしょう。それと同じです。挫折はね、人生の宝物なんですよ。」

30代にもなると経験を積んだ分の余裕が滲み出ててもおかしくない年齢です。……といいながら最近の日本人は大人になりきれてない、などと揶揄されることもあります。「いつの間にかこの歳でいつの間にかこの人生」という人も少なからずいそうですね。

それでもまだまだこの先は長い道のりです。現状に満足してる人もそうでない人もチャレンジしては立ち直れる歳であることは間違いありません。

出産の選択を前にキャリアで迷う人も、育児中で社会の隔たりに戸惑う人も、その経験が自分をつくり、遠回りながら未来をつくることに繋がることでしょう。

私はいつも、「未来は夢を追うこと、夢は信じること、信じることは人生を楽しむこと」だと思っています。頓挫することや曲がりくねった道に迷ったことは数しれませんが、それでも可能性を信じて夢を追うことが出来るのはそれなりに楽しい人生じゃないか! と自分を鼓舞しながら生活している。くよくよ思い悩むより、ちょっとおめでたいぐらいが丁度いいのかも……と思いますが、いかがでしょうか?

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さて、約5ヶ月にわたって紹介してきた『Life is beautiful』ですが、来月からは月1回、『My Recommends』内に移動します。もっと色々な職種の人にクローズアップしつつ、人生や自分を高める一冊を紹介していきます。どうぞお楽しみに!