ちょっとシミュレーションしてみて。

シミュレーションその1
我が子が一人はしゃいで走っている。
あ、転んだ!
あわてて駆け寄ると傷もたいしたことなく。
でも「イターイ」と泣いている我が子。
アナタはそんな時なんと声をかけるでしょう?

シミュレーションその2
いつも頑張っている友達が仕事に失敗。
落ち込んで泣いている友達。
よほどショックだったらしい……
アナタはそんな時なんと声をかけるでしょう?


きっと子どもには
「はい、泣かない泣かない。大丈夫大丈夫。あ~強いね~」

落ち込んだ友達には
「大丈夫だよ。泣かないで~~充分頑張ったじゃん」

たいていそんな時アタシたちの口から出るのは
『泣く事』を否定するセリフではないでしょうか?

なんとかなだめて泣くことを止めさせ
涙を極力出ないように出ないように……


でもよく考えてみて。
泣くことって悪いこと???


アタシ達人間の体はとってもよく出来ていて
無駄なことは何一つ無いと言われています。

泣くことにもちゃーんと意味がある。

涙は体を癒すため。
泣き声は感情を解放するため。

体が起こす自然な反応を
ムリに押し込める必要は全くないのだ。


じゃあなぜ?
泣くことを否定するようなセリフが自然と出てしまうのか。

それはアタシ達の潜在意識の中に
涙に対して罪悪感があるから。

それは小さい時から言われ続けてきた
「泣くんじゃない」という言葉から
泣くことはよくないと否定的な考えが植え付けられてしまった。

だから泣くと罪悪感が沸き上がり、
我慢したり恥ずかしくなったり後ろめたくなったり。
我が子や友達も早く泣きやませたくなってしまう……


でも、気づいた。
泣くって感情の解放じゃん。
自然なことじゃん。

「泣いちゃダメ」の連鎖を断ち切って
体が自然に起こす感情の解放を受け止めよう。

子どもはワー!と元気に泣いた後でケロッとするから。
大人だって同じ。
罪悪感や恥を捨てて、たくさん涙を出したらすんごくスッキリする。

子どもが転んだ時にギュウと抱き締め
「痛かったね。ビックリしたね。たくさん泣いていいよ」

友達が落ち込んでいる時には背中を擦り
「辛かったよね。たくさん泣いて吐き出してね」

こんな声かけがこれからの世の中で増えたらみんな気づくはず。

『涙』は体が自然におこす
最高のデトックスだって。