『ライフスタイルとは、自分の中に欲望があることを忘れるためのドラッグじゃないんだ』
—パトリスジュリアン「News from paradise」より—
大人になるにつれ、わがままを言わなくなっていくものです。「本当はフレンチが食べたいけど、和食のお店をあなたが用意したなら私はそれに従うわ」というのが大人。「欲しい宝石とはデザインが違うけど、あなたがくれるものならなんでも嬉しいわ」と言えるのが大人。「その言葉遣いには激しい苛立ちを感じるけども事を大袈裟にしたくないから目を瞑るわ」と言うのが大人。
なんて考えていくと、大人って抑制の日々にも思えますね。でも一方では『自己表現』の方法や『自分らしさ』を大事にしていくことが流行しているのも事実です。
ライフスタイルプロデューサーであるパトリスジュリアン氏が言うには、現代の30代、40代にある日本人は性的アイデンティティーを直視しないで生きているように思える、と。
「あなたの体は生きているということ、あなたが動き回るために使うただの乗り物ではないんだということを、自分で感じて、もう一度確認してもらいたかった。(中略)彼女たち(日本人女性)の多くは、自分の性が意味するものを正面から見ようとしない、そういう女性が多過ぎると思うのです」—『しましまの愛』出版において—
「恋愛面で求めるものは相手が『いいひと』であること。そんな漠とした理想では30代を迎える頃に行き着く先はセックスレス・ライフ……。その点に関してはすでに諦めていて、唯一残された肉体的な喜びは甘い物を食べるくらいではないか、なんて思ってしまう」
彼が伝えたいのは、人間の欲望のひとつをあたかも忘れられた欲求であるかのように他に転嫁するのは、本来の姿ではないということではないでしょうか。
愛し合うことというのは実は労力がいるものです。言葉使いや身だしなみ、雰囲気作りから日々のタッチコミュニケーション。男性なら考えるだけで「面倒だ……」と思えてしまうかもしれませんね。でも現代の男と女が同等とする考えの中で、女もその努力を放棄しているような気がするのです。
合コンを繰り返しては「いい男がいない」と嘆く女性達を何人も知っていますが、彼女たちは男と女が惹かれ合うプロセスについて漫然と待ち受けているに過ぎないため、『いい男』の存在を自分から無視しているのです。
大人になるということは、わがままを言わなくなることかもしれません。でも女性であることを研鑽しない人生は「楽を選ぶ」というある種のわがままなのかも。
欲求の芽は個性と同じです。自分の中にどんな欲求があるか、それを研究して磨くこと、表現すること。それが出来る女性こそライフスタイルを謳歌していると言えるのではないでしょうか。
—パトリスジュリアン「News from paradise」より—
大人になるにつれ、わがままを言わなくなっていくものです。「本当はフレンチが食べたいけど、和食のお店をあなたが用意したなら私はそれに従うわ」というのが大人。「欲しい宝石とはデザインが違うけど、あなたがくれるものならなんでも嬉しいわ」と言えるのが大人。「その言葉遣いには激しい苛立ちを感じるけども事を大袈裟にしたくないから目を瞑るわ」と言うのが大人。
なんて考えていくと、大人って抑制の日々にも思えますね。でも一方では『自己表現』の方法や『自分らしさ』を大事にしていくことが流行しているのも事実です。
ライフスタイルプロデューサーであるパトリスジュリアン氏が言うには、現代の30代、40代にある日本人は性的アイデンティティーを直視しないで生きているように思える、と。
「あなたの体は生きているということ、あなたが動き回るために使うただの乗り物ではないんだということを、自分で感じて、もう一度確認してもらいたかった。(中略)彼女たち(日本人女性)の多くは、自分の性が意味するものを正面から見ようとしない、そういう女性が多過ぎると思うのです」—『しましまの愛』出版において—
「恋愛面で求めるものは相手が『いいひと』であること。そんな漠とした理想では30代を迎える頃に行き着く先はセックスレス・ライフ……。その点に関してはすでに諦めていて、唯一残された肉体的な喜びは甘い物を食べるくらいではないか、なんて思ってしまう」
彼が伝えたいのは、人間の欲望のひとつをあたかも忘れられた欲求であるかのように他に転嫁するのは、本来の姿ではないということではないでしょうか。
愛し合うことというのは実は労力がいるものです。言葉使いや身だしなみ、雰囲気作りから日々のタッチコミュニケーション。男性なら考えるだけで「面倒だ……」と思えてしまうかもしれませんね。でも現代の男と女が同等とする考えの中で、女もその努力を放棄しているような気がするのです。
合コンを繰り返しては「いい男がいない」と嘆く女性達を何人も知っていますが、彼女たちは男と女が惹かれ合うプロセスについて漫然と待ち受けているに過ぎないため、『いい男』の存在を自分から無視しているのです。
大人になるということは、わがままを言わなくなることかもしれません。でも女性であることを研鑽しない人生は「楽を選ぶ」というある種のわがままなのかも。
欲求の芽は個性と同じです。自分の中にどんな欲求があるか、それを研究して磨くこと、表現すること。それが出来る女性こそライフスタイルを謳歌していると言えるのではないでしょうか。