昨日は、母が亡くなる前の3ヶ月間、
母と私達家族が過ごした緩和ケア病棟を訪れた。


訪れるのは母が亡くなって以来初めてのことだった。


時々、行きたくなるのだ、あの空間に。
懐かしいあの病棟。


母の最期を知っている先生や看護師さん達に
会いたくなるのだ。



「いつでも顔を見せにきてくださいね」



先生や看護師さんは言ってくださっていたが、



緩和ケア病棟というのは、一般病棟と違って
家族以外はかなり入りにくい。



入り口には頑丈そうなガラスの自動扉が待ち構えていて
その先にはすぐにナースステーションがあり、



患者の家族や関係者以外はなかなか気軽に入れる雰囲気ではない。



だからなかなか行きにくい。



そんな中、母のことで問い合わせたいことがあり、
仕事中申し訳ないと思ったけれど勇気を出して
緩和ケア病棟に電話した。



それをきっかけに「〇〇日、イベントがあるので良かったら遊びに来てください」
言ってもらえて行く機会ができた。



「空いていたら是非行きたいです。」とは言ったものの、



そして確かに時々「行きたいな」と思ってはいたものの、



本当に行くとなると、なんだか怖かった。



亡くなって以来初めてだ。



亡くなる前の3ヶ月間、毎日通った母のあの病院に、あの空間に
果たして行けるのだろうか。



あの空間に入ったらいろんなことを思い出し、
苦しくなってしまうのではないか、
パニックになってしまうのではという不安もあった。



結局、友人に付き合ってもらって行ってきた。



いつかに続く。