- 離婚しない結婚物語―私はこうして97パーセントの男女関係を修復してきた/ごま書房新社
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いくらこちらが話しをしようと、ご主人はもう離婚
に向けて腹をくくってしまっている。![]()
今更もうどうされても、どう言われても心は変わらないの一点張り。
幸子さんはそれを知っているから、月に一度の面会も来なくなったらしい。
それでも最初の頃は結婚
して10年近くも一緒に居たのだから、まだ迷いもあったそうだ。そしてたまに会うと彼女が可哀想になったりもした。そしてご主人がまだローンを払い続けている二人の家に一緒に帰ろうとした時もあったが、幸子さんが別居中なのだからと家に入れてくれなかったという。![]()
それでご主人の最期の心もなくなってしまった・・・。![]()
「僕って彼女に取って何なんだと思いますか・・・
もう僕の中では終わりました。」
聡明そうなご主人は淡々と話す。話に嘘もいい格好もなさそうだ。幸子さんの話では要領を得なかったこともつじつまが合う。
ご主人はもう悲しさも虚しさも乗り切ってしまっている。
しかし、と言ってご主人に「僕は彼女を幸せにしてあげれなかった。先生よろしくお願いします。」とご丁寧に言われても・・・・。![]()
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そんな話ではない。![]()
ご主人は終わっても幸子さんの心はまだ全然終わっていないのだ。![]()
しかしこれ以上話し合いを伸ばしても今日の所は仕方なさそうだ。幸子さんと私の中の話でもつじつまが合わない話も沢山あるので、私も少しの混乱がある。ここは慎重に行かねばならないだろう。
もう1度、幸子さんに話しを聞かなければ・・・。![]()
そんな時にご主人は私にはよく分からない言葉を残して去っていった。
「彼女から他の相談もあると思います。先生、申し訳ないですが、ちゃんとアドバイスしてあげてください。彼女が幸せになれるように・・・。僕は先生に聞きたいことがあると言われれば、またいつでも来ますので、どうぞよろしくお願いします。」
えっ
幸子さんから他の相談・・・
一体ご主人は私に何を言いたいのだろう・・・![]()
つづく
今すぐ
お気軽にご相談ください![]()
