- 離婚しない結婚物語―私はこうして97パーセントの男女関係を修復してきた/ごま書房新社
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優子さんは騒がしい表が気になったが、子供達のいる主婦の朝は忙しく気にもしていられなかった。
子供たちにご飯を食べさせ幼稚園と学校に送り出し、やっとコーヒー
を飲んで一息ついた頃、家のチャイムがなった。
朝から誰だろう・・・![]()
インターホン越しに「は~い。」
「警察です。すいません、ちょっとお聞きしたいことがありまして。」
優子さんは玄関に出た。
「このお家
の2階からお向かいのお家
の2階が見える
と思うんですが、昨日の深夜から今朝にかけて何か見ませんでしたか
」
「お向かいのお家の2階が見える部屋はうちの子供部屋なので、昨日は子供達も早く寝ていますので私は何も見ていないですけど。それに普段からお向かいの様子伺いほど暇じゃありませんけど。何かあったのですか
」
「すいません。一応聞かなければならなくて・・・。実は○○△✖×▲○×●」
優子さんはこの騒がしかった事態を知った。![]()
美香さんが亡くなった・・・・・
今の所、自殺と思われる・・・
それもこの家
から見えるあの部屋で首を・・・![]()
何があったというの![]()
私があの時、話しを聞いてあげていればこんなことにならずに済んだのだろうか・・・![]()
何であの時・・・・![]()
優子さんの二人の子供達には言わなかった。
この間、たまたま皆でケーキ
を食べて間もなかったのでショックを与えたくなかったからだ。
それにまだ意味も分からないだろうし、教えたくもなかった。
それから半年も経たない頃、お向かいのお家のご主人は再婚
をされた。
そしてすぐにご主人に取って初めての赤ちゃんが産まれた。![]()
優子さんはショックだった![]()
美香さんへの心残りから、お向かいとはあまり顔を合わせないようにしていた。
そんな時、ご近所の噂話が聞こえてきた。
お向かいの赤ちゃんが突然死したらしいと・・・。
それから何ヶ月かしてお向かいが経営していた会社は潰れて新婚夫婦は離婚。![]()
そしてそれぞれに引っ越して行った。
その数日後の日曜日。
優子さんの子供たちが2階からバタバタ降りてきた。
「ママ~。お向かいのおばちゃん窓からじっとこっち見てるよ。何かママとお話したいんじゃない
」
「何言ってるの、お向かいはこないだお引越ししたのよ。それにあなた達、お向かいのおばちゃんあんまり知らないじゃない。」
「ママ知ってるよ。ケーキ
一緒に食べたでしょ。あのおばちゃんだよ。なっ
」
「ママ、そうだよ。ケーキ
のおばちゃん。」
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