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それからも加奈子さんは諦めずに玄関前に料理を届け続けた。
そして今度は娘さんの誕生日の日。
加奈子さんは大層な料理とケーキ
まで焼いて届けた。
実は加奈子さんはその日は何か連絡があると期待していたのだが、何も連絡はなかった。
そして次の日とうとう加奈子さんは私に言った。
「もう諦めます。嫌です。私ケータリング屋さんじゃないです。もう虚しい・・・」
「加奈子さんが勝手に誕生日に期待していて、連絡がなかったからって次の日に止めたら、余りにも下心満々が見えすぎますよ。せっかくここまで来たんだから、もう少しだけ頑張りましょう。もう少しだけでも。」
加奈子さんはもう折れそうになっていた。![]()
そんなことがあって2週間後の日曜日、娘さんから「用事があるので来て欲しい」とメールが来たそうだ。
「どうしましょう・・・。もしかしたら主人から離婚届でも渡されているのでしょうか・・・![]()
用事があるって断ってもいいでしょうか・・・
怖いです・・・」![]()
「そんなことをして逃げても仕方ないですよ。それに何の用事かも分かりませんし。とにかく行ってみましょう。にこやかに、ね。」
指定された近くのカフェ
に加奈子さんは恐る恐る行った。
そこで渡されてしまった。![]()
一体何を渡されたというのか![]()
つづく
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