真子さんは下のお子さんの
大学入学を見届けて![]()
ご主人に話した。
「私はあなたの全てを知っています。
どうしても許せません。
もし今すぐ改心すると言ってもらっても
もう信じられませんし、
裏切られた心はもう戻ってきません。
この先、子供たちが独立した時に
あなたとの生活なんて
考えられません。
別れて下さい。
もう何を言っても無駄ですから。」
ご主人暫く自分の身に
何が起こったのか理解が出来なかったそうで
しばしぼー然
としていたそうです。
それから目に涙を溜め
暫く考えこんで、
それからおもむろに口を開いたそうだ。
「これから子供の学費はどうするつもりだ。
金
の苦労はさせたことはない筈だ。
それでも気に入らなくて出て行くんなら
おまえ一人で出て行くんだな。」
ご主人の本心ではないと思う。
ただとっさのことで、
きっとご主人も動揺して
専業主婦の真子さんに
お金の事、
子供の事を言うと
考え直すと考えたのだろう。
でも真子さんには
事前に真子さんの取り分などを
説明してあるのと、
3年も前から
色々不利にならないように
準備してあるので、
真子さんは落ち着いたものだ
子供さんも、
上のお子さんはもう20歳を過ぎている、
下のお子さんはもうすぐ19歳。
もう親権がとか、
どっちのものとかではなく、
立派に意思をもった大人だ。
どっちのものでもない![]()
好きにするだろう。
もうこうなっては、
何年も前から
離婚に向かって準備している
真子さんの圧勝だ![]()
ご主人は勝てないと思い、
そこで涙を溜めながら
今度は謝ったそうだ。
「俺が悪かった・・・・・
許してくれ・・・・」
「もう何を言ってもらっても、
私の決心は変わりません。
近々に事務的なことをお願いします。
家
は私がここに住んでも、
出て行っても構いません。
子供たちも相談して、
好きにさせます。」
「分かった。
考えておく。
事務的な事は
会社の弁護士に相談するから、
暫く待ってくれ。」
ご主人は観念したようで、
そう言ってうなだれていたそうだ。![]()
そしてそれからちょうど1週間後だった。
あまりに想定外なことが起こったのだった
つづく
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