こうして裕介君は
杏さんの家に程良く転がり込んだ![]()
この夜中からでは行く所がないと言って![]()
裕介君は次の日も出て行かなかった![]()
そして次の日も次の日も![]()
杏さんは裕介君を気の毒に思っていたが、
流石に出て行って欲しかったので聞いた![]()
「これからどうするつもり
」
「仕事探して住む所も探すつもりです![]()
本当に行く所もお金も無いんです![]()
迷惑なの分かっています。
でももうちょっとだけ置いてください![]()
杏さんお忙しいから、
家事も僕、手伝います。」![]()
あまり必死に言われて、
人の良い杏さんは
出て行って欲しいと言えなかった![]()
そして次の日から裕介君は
家事を手伝いだした。
裕介君は明るく
健気に
一生懸命家事を手伝って、
なるべく杏さんの負担にならないようにしていた![]()
そして杏さんは、
段々同情なのか
明るい裕介君に引かれたのか分からないが、
遂にふとした事から、
裕介君と結ばれてしまった![]()
これも多分裕介君の罠であっただろうに・・・・・・![]()
杏さんも裕介君の表面の良い所だけ見ず
、
彼が最初に言っていた仕事を、
一向に探しに行っていないという、
事実にもう少し目を向けていれば・・・・・・
彼の人懐っこい笑顔に騙されず、
もう少し彼の隠された裏の心を見る力があったなら・・・・・
つづく
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