松原照子世見 2019年10月27日(日)


香りをテーマに


ペルセオネはオケアノスの胸ふくよかな娘達と戯れ、柔らかな牧場の中で花を摘んでいた。
 バラ クロッカス 美しい蕾
 更に菖蒲にヒヤシンス
 そして水仙。この水仙こそはガイアがゼウスの計らいによって万人を迎える神」

ホメロスの讃歌集があるらしい。今書いたのはどうやらこの歌集の一部なのだろう。
今の続きが、

「ハデスの意に叶おうと蕾のような乙女をば欺くために生けさせたもの。それは驚くばかり鮮やかに輝いていて、その時不死なる神々にも 死すべき人間にも全てにとって驚嘆すべき見物であった。
その根からは百本の頭が生え出てこよなき芳香が漂ったので、頭上に広がる天空も そして大地もあまねく塩辛い海の浪もすべてが歓び笑った」

ギリシャ神話をお読みになられたことはありますか?

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いつものギリシャ神話の書き並べ…


ペルセオネが冥府の神ハデスの館へ捉われて行く時の情景が今の文章です。
どうですか。ギリシャの百花繚乱の野原を思い浮かべませんでしたか。
ギリシャ神話にかかわった詩人達が神話の舞台を描き出す場面は美化されているのですから、ギリシャ神話を読む現代人の心をも捉えます。
こよなき芳香が漂うと天空も大地も海までもが歓んだというのですから、私達も芳香は大切にしたいものです。
そういえば、食欲の秋なので、焼肉の香りは食欲をうならせます。
赤子のおっぱいの香りも天使の香りなら、潮風の香りも心が落ち着きます。
今日は香りをテーマにして過ごします。

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以上…

いつものギリシャ神話感想文でした…