アルバイトしていたレストランで
「お前、この皿に絵を描いてみろ」って言われた。
それはフルーツの彩りを考えて皿を盛れってことだった。
お皿の上で絵を描くのが楽しくて、いろんなデザインが生まれて
そこから料理の世界に入っていった。
・・・これ、この前カフェで伺った話で、すっごい面白いなって思った。
やっぱりね、誰かがスイッチを押してくれて、
そこから自分の世界がぐっと広がる瞬間って絶対あるって思う。
ドラマのJINってありましたよね。
あのドラマで主人公の仁がタイムトリップして、
過去の歴史を変えたくなくて、もがくんだけど、
結局、彼と関わった人の人生が少しずつ変化していく。
それはもう、止めようがなくて。
あれを観たときに思った。
どんな人間も、どうしようもなく
人と世界と関わって生きているんだな、と。
もちろん、最終的な決断をするのも、
行動をおこすのも自分自身に違いないんだけど
人との係わり合いで、生まれるものって、
きっと、限りなく、大きい。
誰かのひとことが、
誰かの行動が
その人の心のランプに燃料を投下して
ぱっと蝋燭の火が燃え上がるように。
暗闇の中では、全然見えなかった色が
ぱっと光が当たった瞬間に思わぬ色が見えたりして。
「あ、こんな色が自分にあったんだ!!」って思ったり。
なんか、そういうのって凄く面白いなーって思う
他人の価値観で生きるほどしんどいことはないし
自分の思いや、自分らしく生きるって凄く大事だけど。
案外、人からさりげなく言われたことや行動で
新しい自分の一面って、わかるもんなのじゃないのかな。
心はいつも柔軟でいたいなぁ。
初めての人に出会うときは、
いつも新しい気持ちでいるようにしてる。
私、あなたのことが知りたいです!!
私、あなたの知ってることや大好きなこと。
いろいろ教えてほしいです!
それはもう、年齢じゃないしキャリアでもない。
ずっと年が下でも、ずっと年が上でも
えらぶるわけでもなく、萎縮するわけでもなく、
ただただ、その人の言葉を聞きたいなって思う。
いろんな人の言葉や価値観に触れて。
その中で「わたしはこう思う」を見つけたい。
一方で自分のことを大切に思い、
自分の想いや好きなことを大事にしながら。
一方で、私はまだまだ人から学びたいし、
まだ「自分はこうだ」って決めつけたくも無い。
やっぱり私は人間が大好きです。
◆author 岡本珠実