アメリカに赴任する前、我が家の長距離の移動手段は、もっぱら新幹線だった。ところが、電車移動が圧倒的不便というか、そもそも飛行機か車でよろしいですやんか、という考えの国で7年過ごした結果、車での長距離移動は日をまたぐ距離も許容範囲という、もはや
ベテラン運送会社ドライバーの心意気
までも習得。
こうして、今回の帰省を車で移動することとなったのだが、その道中は、非常に道が曲がりくねっており、トンネルも多かった。立派な滑走路かと思うほどの砂漠の一本道で、どこまでも直線という若葉マーク10枚コースを走り過ぎて、カーブが出てきたら、そのレベルアップを意識してちょっと緊張してまうというアメリカの道とは大違いの光景であった。
そのトンネルを何度か通過していると、後部座席から、「プハ~」という息を吐く音が2つ聞こえて来たのである。次のトンネルも通過してすぐ、プハ~×2。何をしているのかとガル子とガル男にきくと、「トンネルを通っている間は息を止める合戦」という返事が。
0円で豊かに暮らしてんなぁ
と、スマホ世代ながら、割り箸と輪ゴムでどこまでも遊べる昭和の子供のようであると思わず感心。
すると入口から出口が見えない長めのトンネルが見えて来た。「お~これは強敵」とか言いながら息を止めた2人。後部座席で我慢大会が繰り広げられている。なんとか、切り抜けたガル子に「そんな頑張ってどうしたい」と聞くと「息止めの向こう側を見たい」という返事が。
いや、見る前に死んでまうわ
と思っていると、エライ長いトンネルを息を止め切れたと喜んでいたガル男に、「ウソや、絶対途中で吐いてちょっと吸ってるわ」とガル子。「そんなんしてへん」とガル男・・・の小競り合い勃発。
一億総どーでもエエわ
アメリカ生活の長距離移動で、子どもたちもまた、子供たちなりに、楽しく過ごす術を手に入れいたのかもしれない、そう思った道中でありました。
【オマケ】
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