電気もガスも水道も使える。トイレットペーパーも揃った。
必要最低限中の最低限が揃った日の朝、軽く朝食をとり、そのまま横になっていた。湿気て暑いはずなのに、寒さで耐えられず、掛け布団にくるまって休んでいると、いつのまにか、夕方になろうとしていた。
アカン、お昼ご飯すっ飛ばしてもうてる、と起き上がろうとしたその時、お腹を誰かからカッチカチの握りこぶしで押さえつけられたような痛みが走り、体を起こすことができなかった。
なんやコレ
とお腹を撫でていると、その痛みは遠のいた、と同時に手が痺れ始める。
寒いと思って布団丸かぶりで8時間。飲み食いせずに汗をかいて、こりゃいかん、脱水症状だ、と立ち上がると今度は吐き気。慌ててトイレに入る。吐き気の次は、先ほどとは違う腹痛。これは知ってる、夢の超特急シリーズの方だ、と上が先か下が先か、ならば下にしてくれ〜と一瞬願った想いが届き発車。
すると引いていく吐き気。よし、この後は、飲みもんや、飲みもんを入れなあかんと、ムスコのガル男に「なんか味のある飲みも〜ん!」と叫び、運ばれてきたミックスジュースを口にふくむ。
すんなり飲める....
これがワタシを不安にさせる。
おかしい...。脱水激しいと飲むのもしんどかったんとちゃうかったっけ....と自分の経験がこの症状が脱水であるという仮定を崩していく。ほな、これなんや?と思った途端、今度は足先から痺れ始めたのだ。
足まで痺れるってナニ!?
呼吸が乱れて痺れるならわかるけど、そない呼吸乱れてへんしなぁ、なんや?もう分からん、救急に電話して、緊急かどうか聞くのがエエ、と手に取った携帯、アメリカ携帯....
一縷の望みをかけて、プラス長押し、日本の国番号81を入れて119を押すと「ツーーー」
分かってたケドね
ガル男、もうお前しかいない。「管理人さんに救急車を呼ぶように行ってきて〜」と頼む。するとガル男「どういう状態?」と聞いてきたので、手足の痺れ、脱水かも」というと、しばしの沈黙があり「英語にして」と返ってきた。
Cramps in hands and legs, might be dehydration!!!!
と叫ぶとオッケー、と理解したガル男。家を飛び出し、管理人さんのいる一階へと向かったのである。
頑張れガル男!
そして
だんだん呼吸がしにくくなっていく…
どうなる、オカン!
明日へつづく
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