先週の月曜の朝。

それは引越し荷物が届く日であり、またムスコ・ガル男の新しい学校の初日でもあった。

 

 

そう、我々はホテルに泊まっている。

しかも、学校は初日から通常通りの時間割りで、お弁当がいる。

そう、我々はホテルに泊まっている。

 

 

アメリカ横断の旅で持ってきたのは、包丁1本、まな板一枚、炊飯器と米にゆかりのふりかけだ。

 

 

ひどい弁当でよければホテルで作れる・・・

いや、しかし、日本人がおそらく一人もいないであろう学校の初日に、見慣れぬアジア人がゆかりの握り飯を広げだしたら、周りも戸惑うし、そらガル男も肩身が狭かろう。

 

 

なんせ、この地域、日本食レストランがないのだ。もちろんスーパーも。人々が日本食に慣れていない。白いご飯に赤紫の点々がぎょうさんとなると・・・

 

 

虫に見えるな

 

 

 

ということで、前日にパンやハムを購入し新居の冷蔵庫に入れ、朝、5時半ムスコと共にホテルを出て新居へ向かった。

 

 

なんとか作り終えたサンドイッチを持ち、バス停まで行こうとすると、迷っているガル男がいた。初日からバンドがあるのだが、楽器を持って来いとはどこにも書いてないというのだ。

 

 

アメリカの学校からのお知らせは、日本のそれに比べると、大事なコトが抜けていることが多い。

 

 

持って行くと重いし、ロッカーには入らない。「初日やし、いらんのちゃう?」と言うと、

 

ほなバンドのクラスで何すんねん

 

と真顔のガル男。

ホンマやな。

 

 

というわけで

 

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いるかいらんか分からんサックスを持って行くことにしたガル男。

 

 

ま、転校して間もなくは、こういう手探り状態が続くもんということで。筋トレやと思ていっといで~と送り出したのでありました。

 

 

 

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