娘の学校、ミドルスクール。


部活というものが何種類かある。運動系は5つ。チアリーディング、陸上、クロスカントリー、バスケ、バレー。この中で、希望者は誰でも入れるのが、陸上とクロスカントリー。クロスカントリーは、雪道をスキー板はいて駆け抜ける方ではなく、中長距離を走る陸上競技のほうだ。


残りの競技はすべてトライアウト、つまり入部審査テストがある。


えらい、張り切ってるやないか、と正直思った。しかし、部活はやりながら上手になるものだと思っていた私は、どうせ、少し審査して、よっぽどの酷い有り様でない限り、全員合格するもんやと思っていた。


娘は学校でのチアリーディングもしたいと言い出し、このトライアウトを受けることにした。


説明会、トライアウト用ダンスやチア、サイドラインと言われる声だして手足を動かす応援に、タンブリングを習うクリニックと呼ばれる日が2日間など、本格的。


そして、全学年、トライアウトを受ける人数が発表された。48人。合格者は18人。3学年均等に割ったとしても一学年6人しか受からへん。


アメリカはチアの英才教育が小さい頃からなされている。

市の習い事に、チアリーディングがあるのはもちろん、チア用のタンブリングだけを習う教室がいくつもある。タンブリング、そうバック転、バック宙、ひねってポンのやつだ。


ミドルの年齢でチアをやりたいという子のほとんどがバック転ができてしまう。うちの子、必死のぱっちでブリッジや。


クリニックを受けた日、悲愴な顔で帰ってきた娘。あかん、みんなすごい。受からへんかもしれん。いつになく弱気な娘。そりゃぁしゃぁない。タンブリングの練習で、目の前を軽々連続バック転を見せつけられたんやから。


その日からところ構わず、芝生みると側転にロンダートの練習。気合が違う。やっていくうちに、片手側転が出来るようになる。

なんや、この集中力、勉強で発揮せんかい。


当日。審査員8名。審査されている間、ほかの子たちは見れない。


発表はトライアウトの翌日。学校から帰る直前に教室に集められた。一人ひとり名前を呼ばれ白い封筒を渡される。渡されたらその会場を出る。会場を出てからでないと封筒を開けてはいけない。


コーチが言う。みんな素晴らしかった。もう選べない。でもしょうがないの、18名、選ばないといけない。受かっても落ちても同じ、そう思ってね、と。


そんなきれいごと通るかいな。


と娘が思ったらしい。


封筒あけてびっくり。娘、合格してもうた。

テストの時とは違う意味で椅子から転げ落ちた。ほんまかいなーー!!


翌日、誰が合格、誰が不合格か、がわかりだす。タンブリングが相当出来る子が落ちていた。なのに、ちょっとぽっちゃりちゃんが合格していた。怒り、嫉妬、妬み、嫉み、いろんなもん溢れてしまった不合格者たちから、ちょっとした嫌がらせも起きたらしい。


その日、初めてのチアの活動があった。クロスカントリーのpep rallyだ。ペップラリーとは、試合の前日などに体育館に全校生徒が集まり、チアリーダーがトンネルの花道作ったりして、試合を頑張れと激励をすることだ。今年のチアリーダーたちのお披露目でもあった。


娘は毎日幸せそうだ。ママ、チアリーダーって彼氏できやすいんだって~と。


色ボケ全開で幸せそうだ。





にほんブログ村 海外生活ブログ シカゴ・デトロイト情報へ にほんブログ村 海外生活ブログ 海外駐在妻へ

アップ来週は科学と社会のテスト。もう椅子から転げ落ちるのは嫌や。ポチポチっとおおきに。