そんなわけで夫(英国人)の
同僚が我が家に
数週間滞在しておりました。
この話をいたしますと
どなたさまも口をそろえて
「それは大変だったでしょう!」
と言ってくださるのですが。
夫の妹などは私のために
「お兄ちゃんはそれで
よかったかもだけど、
お義姉さんは本当に
気にしてないの?」と夫に
電話で詰め寄ってくれたのですが。
まあ聞いてください、
こちらの同僚氏ったら本当に
手のかからないお客で・・・
いや違うんです、
こういうことを書いちゃうと
今まで我が家に遊びに来てくれた
泊り客のお世話が大変だった、
みたいな印象を
与えちゃうかもしれないんですが、
まあそりゃあそれは大変ですけど
それは織り込み済みの話というか
そういう大変さも含めて
楽しいって話じゃないですか。
今回の同僚氏はなんというか
『出張』みたいな形で
こっちに来ていたんですよ、
ですからそもそも我が家に
滞在している時間が少なく・・・
朝早くから夜遅くまで
仕事場に詰めていて、
なんだったら朝ごはんとか
「あ、事務所に行くついでに
カフェに寄るから要りません」
みたいな感じで。
夕食を一緒に食べる時などは
「じゃあ僕、副菜を一品
勝手に作っていいですか」と
お洒落野菜料理を添えてくれる。
週末には何やら
見たこともないような
素敵なパンを焼いてくれる。
すごかったのが最終日で、
「長いことありがとう
ございました」などと言って
車に荷物を運びこむ
姿を見ていたら
・・・あの人、なんか
掃除用の赤いバケツとモップを
後部座席に積み込んでいてですね、
「あのすみませんそれは?」
「いや僕、癖でこういうのを
いつも持ち歩いているんですよ」
まさかと思って彼が去った後に
お客用のバスルームを覗いたら
・・・かつてないほど
すべてがピカピカに
磨かれていてですね・・・
いわんや寝室をやですよ・・・
そんなわけで私のことを
心配してくれた義妹にわが夫は
「かつてないほど
ローメンテナンスな
お客だったんだよ・・・
我が家に遊びに来たら
ひたすら食っちゃ寝するだけの
君とは根本が違うんだよ・・・」
夫よ、それは角が立つだろう。
しかしあのピカピカの
バスルームと寝室には
度肝を抜かれたのでございます。
お客は楽しいものでございます。
さてここ数年の私は
人種とか国籍に基づく
ステレオタイプ的ジョークを
避ける傾向が強いのですが
それでもあえて皆様に問いたい、
このお客(男性50代)、
どこの国の人と思われました?
答えはドイツなんですけど
私はあのお掃除ぶりを見て
「ドイツ人が掃除好き、という
世の噂は真実であったのか」と
なんだか感動してしまいました
あれでしょ?
ドイツって毎朝
窓ガラスを磨かないと
アカンお国柄なんでしょ?
・・・私は住み着き先が
スコットランドでよかったです!
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