来年のギリシャ旅行を
ご計画中の皆様へ。
10月28日の存在を
覚えておかれるが賢明です。
こちらはギリシャの
『参戦記念日
(通称:オヒ・デイ)』で、
1940年10月28日
当時イキリまくっていた
イタリア軍に
「おうちょっとお前んとこの
国土、自由に通過させろや」と
脅しつけられたギリシャが
「No(オヒ)」と返して
直後の戦闘でイタリア軍を撃破、
以来この日は国民の祝日。
ギリシャ本土だけでなく
クレタなどの島々でも
様々なパレードが実施され
街全体が浮かれ気分というか
「俺ら、やるときゃマジ
やるよなあ・・・!」
みたいな雰囲気になり、
そしてこの日は
ギリシャの皆様にとって
「夏の観光シーズンの終わり」。
我々は記念日当日の28日に
イラクリオンから
ハニアに移動し
旧市街のはずれの宿に
泊まったのですが
窓の外は夜更け過ぎまで
人通りが絶えず店は賑わい
すごいなハニア!
イラクリオン以上の
活気じゃないか!
というかこれ、我々は
ハニア滞在中毎晩寝不足?
(窓を閉めても外の喧騒が
部屋の中まで響いてきた)と
少し怯えておりましたら
翌日以降のまあ
静かなこと静かなこと。
28日の夜、
人混みをかき分けて
某レストランの前にある
メニュー表を眺めていたら
客引きのお兄さんに
「今ならお席にご案内できます、
お客様方運がよろしい」
「ありがとう、でも今日は
別のお店に行くつもりで・・・
明日はここに来ようかな」
「お客様、当店の営業は
本日まででございます、
ほら今日は10月28日でしょう」
これは絶対セールストークだ、
毎日が閉店セールってアレだ、と
心の奥で笑っていた私でしたが
翌日お店の前を通ったら
本当に本年の
営業が終了していました。
このレストランだけでなく
「10月28日、あるいは
その直後の金曜日をその年の
最終営業日とする」お店は
ハニアには結構な数ある様子で、
確かに29日以降は
道を歩く観光客の数がもう
劇的に減少するんですよ。
人混みがお嫌いな方には
10月29日以降の
クレタ島入りをおすすめしたい、
でも同時に29日以降は
ハニアに入る航空便の
数も減るんですよね・・・
つまり夏の観光シーズンは
英国はスコットランドの
エジンバラや
グラスゴー空港から
クレタ島への直行便が
定期的に出ているのが
冬は一度アテネ空港で
乗り換えなくてはならなくなる。
でも私はもしまたクレタ島に
旅行に来ることがあるなら
10月28日以降、たとえば
11月初旬を狙いたい気もする・・・
ただ本当にこういうのは
よくできていて、
クレタの日差し、29日以降
がくっと弱まるんですよ。
ですから『海辺に輝く
白い砂浜』みたいなものを
求める方はその時期は避けるべし。
あ、でも28日の少し前に
イラクリオンとかハニアに入って
あの劇的な観光客の減少を
楽しむのも一興かもしれません。
舞台用語で言うところの
どんでん返し的転換ぶりです。
観光客でごった返していても
閑散としていても
ハニアの旧市街は
雰囲気があってよかったです。
なおハニアの旧市街は
驚くほどきれいでした
ゴミとかまったく落ちていなかった
見ていると非常に頻繁に
ゴミ収集の人が
街を巡回していました
あそこまで徹底されると
不届きな観光客も
ポイ捨てとか逆に
なかなかできなくなると思う
観光都市としての
気合を感じる風景でした
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