~インスタでは、日々のいけばな作品をアップしています~
作品に題をつけるか、つけないか。
訪れた美術館にその答えがありました。
「篠田桃紅 夢の浮橋」へ。
菊池寛実記念 智美術館 8月28日まで。
どの作品も素晴らしくて、何度でも訪れたいくらい。
100才の時の大作があったのですが、果たして自分が100才になった時、
これだけの魂の力が込められた作品を作れるだろうかと、
ただ立ち尽くしてしまいました。
作品の題についての文章が展示されていました。
題をつけて欲しいと言われるので、ふさわしいと思われる題をつけるけれども、
その題によって見る人のイメージを狭めてしまうこともある。
その人が感じたままに受け取って欲しいから、本当は題はつけたくはない、
というようなことが書かれていました。
いけばなも同じ理由から、題はつけないことが多いです。
わたしも作品は見る人のものであって欲しい思いがあるので、
題はほとんどつけませんが、気が向いたらつけるかもしれません。
篠田桃紅のように、線と空間が語る世界観を、
いつか植物で作り出せたらと思います。
さて、いけばなに戻って。
夏らしいランと秋の香りのするリンドウとが、
絶妙な色合いでマッチしていたので、思わずいけてしまいました。
透明のガラスの花器は、いろいろに使えます。
どのお宅にもあるだろう、ガラスの花瓶。お宝ですよ!
花材:ラン、リンドウ、ハラン
ハランは細く裂いて、花器の中にも。
お水の存在が引き立ちます。
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