今日1月5日は二十四節気「小寒」(しょうかん)
「小寒の日」を以て寒の入りとされ
小寒から節分の前日までを「寒の内(かんのうち)」といい
一年で最も寒さが厳しくなる頃です。
そして、中国には「冬至」から「九を数える」習慣があり、
九日間ごとに合わせて九つの区切りがあって、
合計81日間で春が来るという考え方があります。
冬至から数えて3番目の九日間である「三九」は
一年で最も寒い時期で、その期間に小寒があるわけですが
「三九厳冬の侯に補えば、来年は病痛なし」と
昔から言われてきました。
小寒の頃にきちんと栄養補給をすれば、気血津液を補い、
厳寒の侵入を防げば、翌年の病気を予防できる
という意味です。
なお、ここでいう「来年」というのは旧暦使用のため、
小寒の時は旧正月前(年末)だからです。
また、小寒の頃には『以補養腎氣』といって
温の性質をもつ食物で腎を暖めて、栄養補給します。
もっともよく使われるのは、当帰と生姜。
あとは、豚肉、スルメイカ、アサリ、クルミの実、ナツメ、ゴマ、
山芋、蓮の実、百合根、栗などがあります。
台湾や中国では、陰陽を表す二つに仕切った鍋を用いて、
鍋料理(火鍋)をよく食べます。
一方は一般的な白湯スープにし、
もう一方には唐辛子や山椒などを入れた辛い麻辣スープにしたり、
もしくは、朝鮮ニンジンや陳皮、ニンニク、ショウガ、キクラゲ、クコの実、
なつめなどを入れた薬膳スープにして身体を温め養います。
そして、根菜類や肉や魚、大豆製品などの良質のたんぱく質に、
ビタミンたっぷりの野菜の具で、自己免疫力を高めます。
このように台湾では「食養生」が生活に根づき
薬膳料理は決して難しいものではありません。
たとえば、片栗粉の代わりにくず粉でとろみをつけたり、
ご飯を炊くときに百合根をパラパラとほぐして入れるだけでも
風邪予防の薬膳になります。
また、睡眠をたくさんとり、「早寝遅起き」を心がけ、
太陽の光をたくさん浴びることで腎臓を養います。
簡単な運動で筋肉や関節の緊張をほぐし、
気血の流れをスムーズにすれば、免疫が高まります。
これから寒い日が続きますが、自分なりにできることで
『以補養腎氣』をして、どうぞお過ごしください!
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