私は何歳になってもチャレンジする人を見るのが好きです。実際にクリニックの同僚も70代にして、整体師の学校に通い始めたと聞いて心からすごいなと思います。若いころには、目標や夢は山を登ることに例えられますが、中年以降ならそれは「どんな花を咲かせよう?」となるような気がします。もしかしたら、枯れ木に花を咲かせるのかもしれませんし、種を蒔いて一生懸命にお世話をして花が咲くのかもしれません。どんな形にせよ、何か目標を持って頑張る人は何歳になっても生き生きとしているような気がします。
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マレーシア政府認定の
ウェルネス・メディカル気功師として、
ジンジャン政府複合病院傘下の
保健省認定ホリスティックセンターで、
気功施術者として臨床に携わっています。
病気や怪我、慢性的な身体の不調から、
メンタル面の疲れやストレスまで、
身体と心を切り離さず、
その方全体を一つとして捉える施術を行っています。
またプライベートでは、
対面に加えて、世界中の方を対象に
遠隔での施術も行っています。
このブログでは、
日々の施術の現場で感じたことや、
年齢とともに変化していく身体との向き合い方、
そして日常の中で、
無理なく取り入れられる
気功・呼吸・意識のヒントを綴っています。
どうぞよろしくお願いします!
友人から久しぶりに嬉しい話を聞いた。
彼女はすでに大学を卒業し、社会人として長い経験を積んできた女性だ。
しかし今、新たに別の専門分野を学ぶため、
再び大学への進学を考えている。
必要な英語試験にも合格した。
けれど、その後なかなか願書を出せずにいた。
今日はその友人がランチの席で語った展開に心躍った。
でも彼女には懸念の思いや、資金をどうやって出すのかという、
また別の問題もあるのだけれど…
私は奨学金もあるのだし、何とかなると思える。
「私が一番年上になると思うの」
「学生たちのお母さんみたいな年齢よ」
そんな言葉を何度も聞いた。
その気持ちはよく分かる。
若い頃なら勢いで飛び込めたことも、
人生経験を重ねるほど慎重になる。
失敗も知っているし、自分の年齢も知っている。
周囲の目も気になる。
だからこそ、一歩が重くなる。
しかし私は彼女の話を聞くたびに、別のことを考えていた。
本当に年齢は問題なのだろうか、と。
もし彼女が進学しなかったとしても、
五年後には五歳年を取っている。
時間は誰にでも平等だ。
今までは、才能がある彼女が
いろんな口実から自分の夢を断ち切っていたことを
私は十分に知っている。
言いたいことも山々だ。
でも、私がそれに対して何か言っても
彼女自身が決めること。
でも彼女は、今度こそちゃんと願書を出したいと言う。
そして私が勇気を持って彼女に言ったことは、
「ねえ、死ぬ間際に後悔するほど、
バカげたことはないと思うけれど。
ここで動かなければ、一生後悔するよ」
ということだった。
私たちは平等に年を取る。
それは進学しても、しなくても変わらない。
違うのは、その年月の中で新しい知識を得て、
新しい世界を見て、新しい仲間と出会ったかどうかだけだ。
人生は時々不思議だ。
若い頃は経験が足りない。
年齢を重ねると経験は増えるが、
今度は「もう遅いのではないか」という思いが顔を出す。
まるで人生は、いつも挑戦しない理由を用意しているように見える。
けれど実際には、多くの場合、
年齢そのものが壁なのではない。
壁になっているのは、「年齢を理由にしてしまう心」
なのかもしれない。
考えてみれば、学ぶことに定年はない。
本を読むことにも、資格を取ることにも、
新しい技術を身につけることにも、
年齢制限はほとんど存在しない。
むしろ人生経験を積んだ人ほど、
学びの意味を深く理解できることもある。
若い頃は試験のために覚えていたことが、
今は人生と結びついて理解できる。
知識が単なる情報ではなく、
知恵へと変わっていく。
そして何より素敵なのは、
情熱には年齢がないということだ。
何かに興味を持ち、もっと知りたいと思い、
挑戦してみたいと感じる。
その心の動きは、とても生命力に満ちている。
そんな人が身近にいると、
不思議と周囲まで元気になる。
「私も何か始めてみようかな」
「まだできることがあるかもしれない」
そんな気持ちが伝染していく。
情熱は、静かに人から人へ広がる
灯火のようなものだと思える。
今年の彼女を見ていると、
人生の新しい季節が始まろうとしているように見える。
これまで積み重ねてきた経験や知識、人とのつながり。
それらを抱えたまま、新しい場所へ向かおうとしている。
若い頃の「ゼロからの挑戦」ではない。
人生の収穫を携えて歩き出す、新しい挑戦だ。
だから私は心から応援している。
そして同時に、同世代の私たち自身にも伝えたい。
人生に遅すぎる春はない。
種を蒔くのに遅すぎる日はない。
学びたいと思った日が、始めるのにちょうどいい日なのだ。
もし今、心のどこかで挑戦してみたいことがあるなら。
その小さな情熱を、どうか年齢という理由だけで
諦めるのはもったいない。
未来は若い年代だけのものではないはずだ。
未来は、今日も学び続ける人のものだと思える。
70代の同僚の好奇心と新しいことへの調整。
同年代の女性の大学へ再入学。
どれも素晴らしい。
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