以前からカヌーは前に進まず、後ろに進むという体験があったのだけれど、今回はみんなで行くのでちょっと楽しみにしていました。屋久島のみんなとの最終日はカヌー体験を午前中に。結果から言うと、私はカヌーの才能がほぼ皆無ということを再認識しました。ありゃりゃ…
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マレーシア政府認定の
ウェルネス・メディカル気功師として、
ジンジャン政府複合病院傘下の
保健省認定ホリスティックセンターで、
気功施術者として臨床に携わっています。
病気や怪我、慢性的な身体の不調から、
メンタル面の疲れやストレスまで、
身体と心を切り離さず、
その方全体を一つとして捉える施術を行っています。
またプライベートでは、
対面に加えて、世界中の方を対象に
遠隔での施術も行っています。
このブログでは、
日々の施術の現場で感じたことや、
年齢とともに変化していく身体との向き合い方、
そして日常の中で、
無理なく取り入れられる
気功・呼吸・意識のヒントを綴っています。
どうぞよろしくお願いします!
岸でパドルの使い方を習い、まずはパドルが逆。![]()
そしてその後にひとりずつ、カヌーに乗せられて…
みんな、ちゃんとそれなりに前に進んで行きます。
ところが、私は最初から後ろに進みます。
ガイドさんからは、
「そのまま行くと種子島ですよ」
と言われる始末![]()
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河口付近をうろうろ、みんなとは逆方向へ。
あらら、これはすでにデジャ・ヴ。
前に進みたいのに、なぜか後ろへ。![]()
ようやく前進したかと思えば、
「左側を進んでくださいね」
と言われているのに、気がつくと右側へ。
川の流れに乗って、どんどん安房川の河口方面へ向かっていました。
あ~あ、流されて…
途中、なんとなくカヌーのパドルの使い方が
分かったような…
分かんないような…
前ではなく、横へ。
横ではなく、後ろへ。
まるで人生で避けたい方向ばかりを選んでいるようなカヌーです。
それを操縦しているのは、もちろん私…![]()
しかもグループ行動。
焦ります。
焦るほど進みません。
まあ、これは人生の流れのようなもの。
想定内ではありました。
やっとみんなに追いついた…( ´Д`)=3 フゥ
この木の枝の下を進むのは、面白くて、私でもOK!
ところが、ここを抜けてしばらくすると、
またもや、カヌーに翻弄されていました。汗
そんな中、川の途中には横から鉄砲水のような流れが
入ってくる場所がありました。
「左側をキープして、そこから真ん中へ向かって進んでください」
というガイドさんの指示。
しかし私は見事に右へ流れに流れて。
そして岩の上にスタック。
二進も三進も行きません。
完全に終了です。
ここで私は悟りました。
「あ、今日は勝てない」
実はその日の午後には、単独行動で、
標高約1000メートルにあるヤクスギランドへ移動し、
150分コースを歩く予定でした。
さらにレンタカーの返却時間も気になります。
ここで体力を使い果たしてしまうのは得策ではありません。
そこで私は人生であまり得意ではないことをしました。
人に頼ることです。
「ここで皆さんを待っていますので、先に行ってください」
そうお願いしたところ、
なんとガイドさんが私のカヌーを曳航してくれることになりました。
ありがたや~!![]()
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こうして私は、自力航行から一転。
カルガモのヒナ状態になりました。
先頭を行くガイドさん。
その後ろをロープでつながれ、ただただ流される私。
少々カッコ悪い。
でも、不思議なことが起こりました。
漕ぐことを諦めたら、景色が見えるようになったのです。
安房川の水は驚くほど透明で、手を入れるとひんやり気持ちいい。
周囲の森は深い緑に包まれ、川面には静かな光が揺れています。
頑張るのをやめた途端、屋久島の美しさが目に飛び込んできました。
この休憩に上がった岸から上流が見えます。
川幅は狭まり、流れも急になりますが、
カヌーで上がれるそうです。
上流の岸に着くと、ガイドさんがコーヒー豆を挽き、
岩の上で淹れてくださったコーヒーとお茶、
そして季節限定のヨモギ餅をいただきました。
左が屋久島のお茶。
右は現場で豆を挽き、淹れたてのコーヒー。
どちらもいただいたけれど、どちらも美味!
この季節、屋久島のよもぎで作る柔らかい餅。
これがまた絶品。
ヨモギの香りが濃厚で、屋久島の自然そのものを食べているようでした。
青い色のラッシュガードを着ていたら、
私のところに青い模様のアゲハチョウ。
何度もやって来て止まります。
ガイドさん曰く、このアゲハは青色が好きらしい。
次には、シジミチョウ。
私のパンツの裾に停まっています。
動物や昆虫には好かれるので、
いつも何かがやって来ます。
帰りも頑張ってみました。
結果はご想像の通りです。
再び曳航。
途中、フランス人男性3人組がさらに上流から下ってきました。
私が苦戦した場所で見事に転覆。
ところが彼らは大笑いしながら川へ落ち、
またカヌーに乗り込み、楽しそうに下って行きます。
その姿を見てガイドさんが一言。
「彼ら、別に上手じゃないんだよね。
でも度胸と楽しむ気持ちはあるよね。
カヌーって、そういうのも大事なんだよ」
その言葉が妙に心に残りました。
私は技術以前に、
「迷惑をかけてはいけない」
「ちゃんとやらなければ」
という思いで頭がいっぱいだったのかもしれません。
リズム感も手足のコーディネーションも苦手。
だから余計に焦ってしまい、楽しむ余裕を失っていました。
もちろん、午後の予定を考えて途中で諦めた判断は、
自分としては正解だったと思います。
でも一方で、もう少し失敗を楽しむ心があっても
良かったのかもしれません。
今回のカヌー体験で学んだことがあります。
人生には、自力で必死に漕いでも前へ進まない時があります。
そんな時は、無理に頑張り続けるより、
人に頼った方がいいこともあります。
流れに身を任せた方が、景色が見えることもあります。
【委ねる】ということを学んだ日でもありました。
そして、少しくらいカッコ悪くても案外大丈夫です。
むしろ、その方が楽しく進めることもあります。
屋久島で私は、
「前に進めない時は、流されてみる」
ということを学びました。![]()
まあ、できれば次回は種子島ではなく、
ちゃんと上流へ自力で向かいたいと思いますが。![]()
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