うわべだけは元気に取り繕っても、決して穴は塞がらない。


庭のお手入れをして、植物の成長を喜ぶ自分。

だけど、本当なら喜んでいたのは次男の成長だったはずだ。


外出するとき、お仏壇に向かって行ってくるね、と声をかける。

だけど、本当ならどこへ行くにも一緒だったはずだ。


本当なら?
それはもう決して叶わない。

どうあがいても現実は変えられなくて、あの子はもういないんだって打ちのめされる。

そして、赤ちゃんを見るたび、妊婦さんを見るたびに、眩しくて、悔しくて、ドロドロした気持ちが押し寄せてくる。


早く会いたいよ。
還ってきてほしいよ。

お空の君はもうすぐ6ヶ月。
大きくなったかな?
よく笑ってるかな?

お母さん、今夜はたまらなく寂しいよ。