妹がいなくなった夜中
公衆電話からの着信があった…。
わたしは寝ていて
気がついて起きたけど
出なかった…。
朝、私の母から旦那の携帯に電話が…。
直ぐに来いと❗
寒い冬。雪が少し降ってたその朝
妹が箱の中に。
え?誰?
私はわけがわからなくて。
お母さんに言った。
お母さんは泣いてるだけで。
お父さんが泣きながらしゃべってるけど
全く入ってこない、言葉。
妹がその時持っていたカバンには
宇多田ひかるのCDが入っていた。
なんの歌かも思いだせない。
ただ、最後まで歌うことは
やめなかった。
夜中の電話は妹だったんだと
はっとした…。
涙が全くでてこない。
血の気がひいて
倒れそう。
夢?夢や…。
妹が亡くなった。
わたし、まだ妹としたいこと
たくさんある。
なんで?
あのとき、わたしが電話にでたら?
わたしは悔しくてしかたなくて。
でも、妹はいない。
あの日のことは映画のように
鮮明に覚えている。
そして、妹の部屋の時計は
妹が亡くなった時間と
同じ時間に止まった。
不思議…。
人は
老いて死ぬと思っていたけど
そんなことは
わからない。
だから今を
したいように
好きなように
生きようと
思えるようになったんだと。
私の大事な妹。
