「作戦成功!」の話 |      生きる稽古 死ぬ稽古

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ー毎日が おけいこ日和ー
        

少しずつ、

トモダチと会う機会も増えてきました。


先日、久しぶりのトモダチと話した時に

ナルホド話を聞いたので

それを書いてみたいと思います。


トモダチは、もう何十年も

彼女の夫の母、

つまりお姑さんと同居しています。


嫁姑のこじれた話やグチなどは

ほとんど聞いたことがありません。

ないわけじゃないんだろうけど

ヒトにグチるタイプじゃないのです。


お姑さんはモノを捨てられないタイプ。

トモダチはこぎれいに暮らしたいタイプ。


はい、こういうところは

お互いにしんどい部分だろうとお察しします。


そんな中、洗濯機横のワゴンがとても古く

トモダチは新しいものに取り替えたかったのだそうです。


そのために作戦を練って

どのように話したらワゴンを取り替えられるだろうかと、考えたのだそうです。


「おかあさん、この間ワゴンの気に入ったのがあったので買ってきたんだけど、洗濯機横のものを取り替えてもいいかしら?

もしダメだったら別の部屋で使うようにするけど」

そうしましたら、

「うん、いいよ〜」

という返事をもらって、

無事にワゴンのお取り替えに成功したのだそうです。


で、ね。

私はそれをきいて

(ん?)

と思ってしまったわけ。


トモダチがいま住んでいる家は

家を建てかえる時、

お姑さんからはいっさいの金銭援助はいただかず、

夫婦の力で建てたのだということは聞いていました。


お姑さんの部屋以外

家具のいっさいも彼女たちがしつらえたもの。


それなのに、ワゴンひとつ取り替えるのにも

お姑さんにお伺いをたてなければならないの?

しかも帰ってきた返事が

「うん、いいよ〜」だなんて

それで腹が立たないの?


と思ったわけです。


だから思わずトモダチに、

「いいよ〜だなんて、なんだか上の人に許可をもらっているようにきこえるんだけど、あなたはそれでまったく腹が立たないの?」

ときいてしまったんです。


そうしましたら、トモダチから最初に返ってきたのは

「作戦成功!」

という一言でした。


「あのねぇ、私には〈ワゴンを取り替える〉という目的があったわけ。で、その目的を叶えるためには、どのように相手に伝えたらいいかを考えたのよ。で、結果的にその目的は達成された。だから他のことは気にならなくて、私には作戦成功!という喜びだけが残ったんだよね」





ナルホドね〜。

たしかにね〜。


私たちは日頃から

他人の一言、一挙一投足で

傷ついたり腹を立てたりしがちです。


こんなふうに目的と結果に注力して

瑣末な相手の言動は

風のように流していけたら

ヒトとの関係性も

あたたかなものになっていくかもしれません。


なぜか私のトモダチたちは

お舅さんお姑さんと同居している

あるいは、していて介護して見送った

という人が多いんですよ。


彼女たちにはもしかすると、

「はいはい、そのくらいのことは

あたりまえにやってきましたよ。

もっとしんどいことだって流してきましたよ」

なんて笑われちゃうかもしれないですね。


でも、何気ないこういう会話の中から

教わることは多いんですよ。


勉強になる〜〜爆笑爆笑爆笑