音楽のアルバムっていうのは、
その歌手のヒットした曲以外のところに、
けっこう名曲が潜んでいたりするのですよね。
ファーストアルバム「ふきのとう」の最初の曲です。
「ふきのとう」というのは男性デュオのグループ名でもあります。
「白い冬」という曲が名曲過ぎて、他の歌がかすんでしまいますが、
私はこの「帰り道」という歌が好き

今では、まぁストーカーギリギリ
なのかもしれませんが…。<男子>の青春って、こんなところにあるんじゃないかと。
好きな子はいるんだけど、言い出せなくて、
どうしていいかわからなくて、
なにをするでもなく、
その女の子の家の近くまで行ってしまって、
ぼんやりと灯りをながめている。
そんな青春の歌。
もろ体育会系で、
「そんなことしてる時間なんかナイワイ
」っていう青春を過ごしたヒトは、
せめて歌の中だけでも、
こんな気持ちを味わってみようじゃないかと

まぁどちらの青春もせつないっちゃ、せつないですね

歌詞の間に入るギターが、何とも心に残ります。
作詞、作曲は細坪基佳(ほそつぼもとよし)
ふきのとうは彼と、山木康世(やまきやすよ)の二人。
歌はほとんど、この二人で作っています。
帰り道
なんのあてもなく 町を歩いてたら
自然に足が 君の家に向かう
見慣れた君の 赤い屋根の家も
白い雪の中で 僕を見ていた
雪の中に映る 君の微笑みが
淋しく降り続く ぼたん雪
雪が音もたてずに そっと僕の
心まで冷たく積もるけど
ポケットに手を突っ込んで背中を
丸めながらいつまでも
君の部屋の灯りを 見ていたい