太極拳のレッスンにいっています。
といっても、
みなさん車椅子に乗っていらっしゃるので、
<太極拳>はほとんどできません。
私に与えられた時間を、
どうやって使ったら、
みなさんに喜んでいただけるのかを考えながら、
レッスンをすすめています。
太極拳のおけいこで大切なのは呼吸です。
ゆっくりゆっくり呼吸をしていただくこと、
くどいほど何度も何度も、
息を吸って、吐いてもらうこと。
これを軸にしています。
もう一つは、声を出すこと。
施設の中で、いや、家にいてもですが、
おじいちゃん、おばあちゃんになってから、
大きな声を出すということは、
あまりないと思うのです。
でも大きな声を出すってことは、
すっきりするし、肺活量もあがりますし、
ストレスも軽減するかと思うのです。

この本は、平地治美さんという針灸師の先生の本です
私がイラストを描かせていただきました。
この本に「舌体操」というのが載っています。
口の中で舌を動かす体操です。
(あ、詳しく知りたい方は、ぜひお買い求めくださ~い
)口の中で舌を動かすと、
口の中に唾液が溜まってきます。
これをごっくんと飲むことは、
胃を健やかに保つために役に立ちます。
深呼吸をしたり、
声を出したり、
舌を動かしたり

そういった<健康体操>のようなレッスンをしているのです。
さらに、もう一つ。
「先生、歌をうたいたいで~す」
という参加者さんの声がありましたので、
レッスンの時に「歌をうたう」ということもやっています

リクエストをきくと、
やっぱり動揺なのですよね~

「春がきた」をうたったり、
「せいくらべ」をうたったり、
「もしもし かめよ」をうたったり…。
体操の間は、ボ~~~ッと、
ほとんど動かなかったおじいちゃんが、
楽しそうに、大きな声でうたったりするのですよ。
歌って偉大だなぁ
と感じます。そういえば、ぶっつけ本番にもかかわらず、
「もしもし かめよ」って、私、2番までうたえましたよ

子どもの頃に動揺が好きだったことが、
こんなところで役に立つとは思いませんでしたけどね~

「次はいつ来るの?」とか、
「(先生と)また会う約束しちゃった」とか…
次のレッスンを楽しみにしてくれる方がいます

車椅子の方、
認知症の方、
そういう方が、今よりも健やかでいられますように、
そのための<健康体操>を
もっと考えていきたいです
