気になった記事を読んだので… |      生きる稽古 死ぬ稽古

     生きる稽古 死ぬ稽古

ー毎日が おけいこ日和ー
        

最近、ネット上の記事で、

「重いガン患者さんのところへは

お見舞いに行ってはいけない」

という記事を目にしました。

部分的ですが、掲載します。

『免疫力が低下すると、感染症などになりやすい。

それが故に抗生物質やステロイドなどの二次的治療もされます。

感染の疑いがあれば抗生物質と抗炎症薬。

発疹ができればステロイド。

体の抵抗力はどんどん落ちて気力をなくします。

抗癌剤をやると食欲もなくなりますし、

免疫力が落ちて生ものさえ食べられなくなりますから、

更に免疫力が落ちてしまいます。

そんな状態で入院している癌患者をノコノコと見舞いに行くと間違いなく

色々なバイ菌やウィルスを運んできます。

良かれと思って菓子折りもって、

病原菌やウィルスを運んでます。

免疫力が著しく低下した癌治療中の人には脅威です』




私は医学的なことはわかりませんが、

これを読んで違和感を感じたのは、

もし感染症になるとしても、

そのせいで死期が早まるのと、

友だちに会えずに死ぬのとどっちがいいの?

というところでした。

相手が「来ないで」といってるならともかく、

勝手にお見舞いに行かない方がいいと

決めるのもどうなのかなぁ?

という思いもありました。



はい、もちろん

Dr.マッキーにきいてみました。

忙しいのに、Dr.マッキーはお返事をくれましたよ。


お示しいただいた記事は医学的に正しいとは言えません。

ただし、病院は病人が居るところで、

感染性のある細菌やウイルスが

世間よりも多いというのは正しいと思います。

(薬剤毒が蔓延しているとは言えません。)


特に感染性の強いばい菌に感染している人は隔離されます。

そう、結核がコレに当たります。

今ならSARSとかMARSとか・・・

ので、一般の方が入れる病棟は

世間一般と同じよりちょいやばの危険レベルです。

ちょいやばになるのは

診断が付かない段階での患者がたまにいるからです。

さて、癌患者ですが、

通常ではちょっと弱っている程度で、

明らかに感染に対して弱いわけではありません。

抗癌剤投与で、危険なほどに免疫が弱くなったら、

クリーンルームに隔離され、

食事も含めて厳格に管理されますので

一般の方が面会できる病棟にはいないはずです。

でも、発熱があったり、嘔吐下痢があったりする

はっきりとした感染症の方は

当然、お見舞いは控えるべきです。

病原菌のことだけ考えたら

お見舞いは一切しない方が良いです。

でも、精神的な落ち込みが

病状を悪化させることもよくある話です。

確率の低い病原菌のリスクから守ってあげるか、


孤独という毒

をあたえるか、

どちらを選びますか?



Dr.マッキーの記事を読んで、

やっぱりそうよね、と思ったのは、

孤独という毒

という言葉でした。

そして、病人はただでさえツラいのに、

「あれやっちゃダメ、これはよくない」

という禁止事項が増えることは、

患者さんに、よりいっそうの

ストレスを与えるだけだと思うのです。

「あなたの身体のためだから、

友だちはお見舞いにこないよ」

と言われたら、たまらないですよね?

いや、実際に感染症などで

隔離されている方もいらっしゃるので、

本当におツラいと思うのですが…。

あ、でもね、

Dr.マッキーも書いてくれた通り、

自分の身体の調子が悪い時は、

お見舞いに行くのはやめましょうねカゼ