施設に入っている認知症の女性。
すごくやきもち焼き。
旦那さんが面会に来ると、
「どうせ女のところに行ってきたんでしょう!」
とぷりぷり怒って追い返すのだそう。
困ったものだと娘さんがぼやいてました。
嫉妬妄想って男の人に多いのかと思いきや、女の人もなかなか。
悋気という言葉は、主に女の人が起こすやきもちのことを言うのだそうですね。
当事者はもちろん困ってる。
旦那さんはいつも、「人聞きの悪いことを言ってくれるな、勘弁してくれよ」と苦笑して帰宅するのだそう。
でも、私は、ほんの少し羨ましく感じます。
やきもちを妬けるくらい、まだ旦那さんのことを愛しているそのおばあちゃんが。
今、私たちは多分、産後クライシスというやつなんだと思う。
主に、夫の我慢でなんとか夫婦関係を維持している(少なくとも夫はそう思っているはず)。
小言が多い自覚はありますが、単身赴任している夫にとっては、我が家は我が家であってそうでない。
滞在中は我が家のやり方に従って欲しい。
家事は、1番効率の良いやり方が既に確立されている。
洗濯物を干す場所でさえ、乾いてからしまうまでの動線をできるだけ短く出来るよう決めている。
全て、子供たちから目を離す時間を少しでも少なくするため。保育園への忘れ物リスクを下げるため。
自己流にやられて、あなたが帰ってから困るのは私なの。
「私の方が稼いでいるのだから、夫の方が家事をやれ」という気はありません。
でも、私と同レベルにはできてくれないと困る。
私はお金も稼いできて、家事もやって当たり前なのに、夫の家事は赤点免れるレベルでいい…というのは筋が通らないと思うわけです。
そして、育児は、我が家にいる間は、2人の仕事。
私は職場の休み時間と、子供が寝静まった後にちょこちょこスマホを見るくらい。
夫は、赴任先では、携帯をトイレに持ち込もうがお風呂に持ち込もうが自由ですが、我が家では、スマホを見ながら育児するのはやめてほしい。
私が細かすぎるんだろうなと思うこともある。
きっと息苦しさを感じている夫は、すごくストレスを溜めている。
「愛情冷める」
と面と向かって言われたこともある。
お互い様だと言いたかったけれど、その場は我慢した。
貴方って自己評価高いよね、と言いたいのをいつも抑えている。
上の子が2-3歳の頃は、本当に夫に腹を立てることが多すぎて、でも子供はお父さん大好きなので、いっそ浮気でもしてくれたら、私には非が無い状態で離婚できるのに…とまで思い詰めたこともあります。
今はそこまでではないけれど、亭主元気で留守がいいという言葉は、真理だと思っている。
浮気されたら悲しいのは事実でしょうが、バレずにやってくれるなら仕方ないという気持ちもどこかにあるような気がする。
ここまで冷めた状態から、やきもちを焼くような心が私に戻ってくるのだろうか。
認知症になったとき、「夫への嫉妬妄想」とカルテに書かれる日は来るのだろうか。