若い頃から吉本ばななさんが大好きで、元気の出ない日は「キッチン」を読む時と決めていた時期があったほど。
先日偶然に見かけた熱い書評に魅かれ、取り寄せていたこの本が今日届きました。
私には初めての短編集。
今、一話「夢の中」を読み終えたところです。
舞台は、故郷金沢。
まだ新幹線が通っていなかった頃のお話。
飛行機嫌いのボーイフレンドの希望で電車にしたけれど、長い時間がかかって、喧嘩した…というところから始まるのが、妙にリアリティがあって、あっという間に引き込まれました。
それから30年後家族で訪れた金沢は…と続くほんわりしたお話。
あとがきで、「(前略)。あれ?読んだら少しだけ心が静かになった。生きやすくなった。息がしやすい。あの小説のせいかな?まさかね。そんな感じがいい。(後略)。」とばななさん。
若い頃のひたすら悲しく、ひたすら優しい、澄んだ世界観も好きだったけれど、年を重ねたばななさんの描く穏やかな世界もまた魅力的。
続きを読むのがとても楽しみになってきました。
🌸🌸🌸





