ダンスは足型ではない。足型は身体の動きの結果である。

私がダンスを始めた1980年代は、足型ダンス真っ盛り。
先生のその言葉は、目からウロコものでした。

そう!!!
あれこれ華やかなヴァリエーション踊っても、それが足型ダンスなら、
バイエルしないでショパンを弾くようなもの!

あ・・・4歳の頃からピアノやってたもんで^^;。
バイエルは初心者用教本なんですね。

バイエルしないでショパンも、楽譜が読めれば弾けんことはないと思うが・・・・・・・・・かなり悲惨なショパンになるぞぉ・・・・・

トッププロのスローアウェイオーバースウェイと、初心者のスローアウェイオーバースウェイが、まるで別物みたいに。


そこで 私の思う「ダンスの基本」は「ベーシックフィガー」となりました。

ワルツで言えば、ナチュラルターン・リバースターン・ナチュラルスピンターン・ウィスク・シャッセフロムPPとか。

初級クラスで習う範囲。
(ホントはベーシックフィガーは もっとあるんだけど、その頃は知らなかった(^▽^;))

スローアウェイオーバースウェイとかライトランジとか、華々しく脚を上げたり回したり~とか、んなもん出来なきゃしなくて済む。
しかし、ナチュラルターンやウィスクなど 初級クラスで習うフィガーは、それなしには踊れない。

そういうフィガーを単に足型だけでなく、ちゃんと身体を使って出来ること。それが「ダンスの基本」と思ってました。

・・・・それはそれで間違いではないんだけど。
とっても大事なことなのだけど。


二番目の先生に習ってるうちに、私の思う「ダンスの基本」が変わってきたんですね。


最初の先生からは「もっと待て!勝手に動くな!自分で踊るな!」と教えられた。
そして私は、リードに付いていく運びやすい荷物になってた。
・・・・・・いや、否定的な意味じゃなくて。
それだけでも、そこそこイケると思うぞ~


二番目の先生と初めて踊ったときの第一声は。

 

「うん。良く出来てるね。クセもない。でも 付いてきてるだけ」

はぁ?でした。
だって私、男子のリードに付いてくって、最上の誉め言葉と思ってたのだから。
そこまで行くのにメッチャ苦労したんだから~っあせる

 

二番目の先生の指導は、最初の先生の真逆でした。

「もっと動け!もっと自分で踊れ!」

最初は「え?なんで?」と混乱したけど、さほど時をかけず それが逆ではなく、次のステージに入ったと分かりました。


女子は大人しくリードに付いてくだけではなく
男子の運びやすい荷物になってるだけでなく
女子は女子のパートを、自分で踊らなくてはならない。



んで、身体の使い方を、もっとシビアにやることになったのですが、
そうしているうちに気が付いた。

いくら身体の使い方を習っても、それが出来る身体がなけりゃ 出来ないじゃん?

いくら「身体を絞れ」と言われても、それが出来る柔軟性やキープする筋力がなければ出来ないし、ヘタすりゃ形だけの張りぼてになる。

それって結局、足型ダンスの拡大再生産になっちゃうのでは?

・・・・・・・悶・・・・・・・・・
 

先生の指導に不満は全くなかったんだけど、フツフツと そういう気持ちが沸き起こってきて。


そして私の「ダンスの基本」は、「ベーシック」から、ベーシック以前/踊り以前の「踊れる身体作り」になったのでした。



・・・・をい・・・・いったいいつ辿り着くんだ・・・・・・・ごはん~っっ!!あせる