■人として大事なこととは?

先日、窪塚洋介さんの書籍「コドナの言葉」を拝読しました。
ストレートで心に刺さる言葉が多くて、学べるところも多々ありました。
窪塚さんは若い頃も今もこんなことを思っているそうです。
人としてエリートでありたい」
 
それは、別に所謂エリートビジネスマンのようなセレブ生活を目指しているわけではなく、“人間として大切なこと”を持ち合わせた人でありたいという意味ではないか、と私は解釈しているのですが、そういう在り方を今の窪塚さんからも感じますよね。
 
この本では、こんなことが書かれていました。
「一番金を稼いでいる役者が、1番いい役者」だと言われがちだけど、ラーメンで言えば、一番売れているラーメンが一番美味しいラーメンだったら、それは「カップラーメン」ということ(苦笑)。
当たり前だけど、カップラーメンが1番いいラーメンというわけではない。
つまり、表面的なものではなく、“いかに本物であるか”が大事である、と。
 
本来、人生においては、「どれだけお金を稼ぐか」以上に、「本物であるか」の方が重要ですよね。
そうでなければ、自己を誇れなくなってしまいますしね。
 
個人的にこの本で共感した言葉は、これ。
<すでに街中というか、
文化文明がこういうスタイルに毒されてるんだよね、
僕らの体に悪いモノ、精神に悪いモノが、
さも素敵なモノやイケてるモノとしてCMされて流通している。
 
かつてそれらと命をかけて戦ってた人まで、悪魔とその手先に
焼き直されて片棒担ぐ踏み台にされている>P91
 
<七代先まで見通す目で、今を生きろ>P107
これに気づいている人が、この世界にどれだけいることか…。
そろそろ目を覚ますときが来ていますよね。
 
ちなみに、窪塚さんは21年前にマンションの9階から転落する事故を起こし、巷では自殺だとか、薬ではないか、などの憶測が色々と出ていましたが、実は、もっと“目に見えない仕業”だったようなんですよね。
 
その日は、“ネイティブアメリカン”の取材(2回目)で、アメリカに行く朝だったようなんです。
(1回目の取材の関係者が1人、この時期に植物人間になったようで…)
 
でも、その事故から、「本当の自分に戻れた」ところもあるようなんですよね。
 
これは私たちでも言えることで、ここまで“ハードな転機”でなくても、リストラとか、離婚とか、何かを失ってまっさらになることで、今まで背負っていた“残念なモノ(規制概念、囚われの思想、しがらみ等)”も流せて、本来の自己に戻ることってありますよね。
人生が絶好調のときには、“残念なモノ”に気づいていないことも多いし、変わろうとはしない。
だから、実は人生においては、大事な経験であることも…。
 
何はともあれ、とてもシンプルだけど力強い言葉が綴られていて、読んでいて気持ちのいい本でした。
 
私自身も、いい大人の年齢になっても、青臭く「世の中をいい方向に持っていきたい」と本気で願っているので、この本で言う「コドナ」なのかもしれません(笑)。
 
 
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