■真実は、闇の中

今日は「一般論」を書きます。
 
表に出ていることが真実とは限らない。
でも、当事者にならないと、真実は分からないことは多い。
 
当事者が二人いたら、Aさんの認識とBさんの認識は違うこともある。トラブルが起こったときは特に。
 
基本、コミュニケーションがうまく行っていないときに(お互いの意思疎通がとれていないときや、どっちかが我慢していたのに相手に伝わらなかったときに)、トラブルは起こるものだから。
 
当事者同士が話し合うと揉めてしまう場合は、弁護士を通じて話し合ったほうがいいものだけど、
Aさん、Bさんがそれぞれ状況を冷静に判断し、弁護士にきちんと説明できるのかは、微妙なことも多い。
(説明が下手な人もいれば、主観でものを見る人もいますしね)
 
だから、当事者ではない弁護士さん同士の話し合いでは、意外と「実際の状況とは認識がズレる」こともあるかもしれません。
 
ただ、弁護士同士の話し合いのときは、「法に基づいて、それはアウトなのか、どうなのか」という話になるので、主観による感情論は、ほぼ必要なくなる。
双方がどんな心情なのか、何を大切にしているのか、なんてことは、関係なくなってくるのですよね。
「法に基づいて、それはどうなのか。今後、どうするのか」でしか、決着はつけられないことも多いから。
 
そもそも、人によって「正しさの価値観は違う」から、自分の正しさを相手に押し付けることもできないもの。
「法を犯しているか否か」でしか、話し合いはできないことは多い。
 
悪いことをした側は示談のときに、「申し訳ない」と思ってお金を払うのか、口封じのためにお金を払うのか、細かいことはつべこべ言わずに相手が求める金額を支払うことで相手の立場を立てようとするのかは、その人でないと真意は分からない。
 
そうやって言葉にしないことで、時に世の中の認識は、真実から遠ざかることもある。
ただただ法に基づいた“表向きの結論”が出ることも、意外と少なくないのかもしれません。
 
さらに、「当人だけのこと」では済まないで、「噂話が独り歩き」してしまうことも、多々ある。
そうすると、どんどん真実からかけ離れてしまうことも……。
 
当事者以外は、真相は分からない。それに尽きる。
 
例えば、
被害者のAさんがこう言っていたから、それが正しいとは限らない。
加害者のBさんの言い分も、やはり聞いておかないと。
 
そして、誰とも争わずに全てを捨てることも、「逃げ、なのか」「執着を手放したのか」、もっと違う意味で「この方法がベストだといえる、表に出ていない理由があるのか」も、分からない。
 
ただ、謎が残る分、人々の関心は高まり、さらに憶測が独り歩きしてしまうのだけど。
 
真実は知りたいけど、当事者でもなければ、何かしら被害を受けているわけでもない私に、知る権利があるわけではない。
 
だから、せめて、双方がそれぞれ、自分と向き合い、もし反省すべきところがあるなら反省し、
それでも最後は…自分の幸せをつかんでほしい、と願わずにはいられない。
とにかく、生きていてほしい!
 
自分が投げたものは、自分に返ってくる。
自分がやった行いを刈り取れるのは、自分だけ。
いい行いをすれば、その分、いいものが返ってくるし、逆も然り。
 
それは誰も代わってあげることはできない。
それが、この世界の「(目に見えない)法則」だから。
 
だから、誰もが皆、自分がされたらうれしいことを、人にした方がいいのですよね。
 

それが、部外者の私たちも他人事ではなく、学ぶべきことなのかもしれません。

 

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