■マンションで人が倒れていた…

先日、自宅に帰宅する途中、マンションのエレベーターを降りたら、人が倒れていました。

思わず「きゃー!」と叫んでしまいました。

こんな状況はじめてだったし、オロオロしながら、ひとまず119に電話をして、救急車を呼びました。

 

倒れていたのは「同じ階に住んでいる、独り暮らしのおじいさん」で、息&意識はあるのですが、1人では起き上がれない状態。

 

しゃがみこんでいるような状態だったら、手を貸して起き上がらせていたのですが、完全に横たわっている状態なので、下手に動かさない方がいいと判断しました。

 

話しかけても、ろれつがまわっていなかったので、もしかしたら脳梗塞とかかもしれず、無理に動かすのもよくないし(横たわっていたほうが安全かもしれないし、道端ではなく、安全な場所ではあるので)、下手に動いて骨折につながってもよくないので、とにかく救急車を待つことにしました。

(心臓発作という感じでもなさそうだった)

 

救急車が来るまでの15分が長いこと、長いこと…。

 

おじいさん自身は、このまま立ち上がって家に帰ろうとするのですが、1人では立ち上がるどころか、起き上がることもできず、たまにバタバタと体を動かしていました。

 

そんなとき、仮に立ち上がるのを補助して、おじいさんが家に入って鍵でもかけてしまったら、救急隊員が来ても看れなくなるだろうし、

本人は大丈夫のようでも、打ちどころが悪くて「そのまま家の中で死亡」なんてことになってしまったら困るので、「もうすぐ救急車が来るから。大丈夫だから!」と声をかけて、救急車を待つことに。

 

その間に、同じ階に住む青年が帰ってきて、状況を話したら、青年も一緒に救急車を待ってくれたので、少し心強かったです。

(ときどきおじいさんが自力で立ち上がって帰ろうと体をゴソゴソさせていたのですが、一緒になって「救急隊員が来るまで、待っていてください」と説得してくれました)

 

いやぁ、1人だと精神的にも大変な状況だったと思います。

 

ようやくマンションに救急車が到着し、私は急いで1Fに降りて、救急隊員をおじいさんのところに案内し、あとはバトンタッチしたのですが、その後もおじいさんは、自分では大丈夫のつもりでいるようで、救急隊員がちょっと困っている感じでした。

(救急隊員が「また倒れたら大変だから、検査させてください」と話している声が聞こえました)

 

以前、父が救急車で運ばれたとき、後日、私には、「救急車なんて呼ばなくても大丈夫なのに、呼ばれちゃったんだよ」なんて言っていました。

 

今回の件で分かったのは、本人は大丈夫と思っていても、周りから見たら全然大丈夫じゃなかったんだろうな、ということ。

(そもそも年齢的にも、体力的にも、ちょっとやることを間違えたら、他界しちゃうような状況ですしね)

 

もしかしたら、あのおじいさんも「余計なことをされた!」と思っているかもしれないけど、家の中に入るのを手伝って、その後、そのまま亡くなってしまったら、私自身、かなり後悔するでしょうしね。

(1人で立ち上がれない状態で、普通に生活できるとも思えず…)

 

仮に自分の父親が倒れていたら、ある程度は父の要望通りに手伝ってしまうところはあるけど、それは自分で責任がとれるから。

よその“誰かのお父さんかもしれない人”を、自分の判断ミスのせいで死なせてしまっては、申し訳ないですしね。

 

お年寄りの1人暮らしは、こういう怖さがあるんだなぁ、とつくづく思ったものでした。

 
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