最近、姜尚中さんの『悩む力』を読みました。
その中で、恋愛の章があり、
ココロに響いた文章があるので、
紹介します!
「愛する自由を手にしたことによって、
愛からますます遠ざかっていくという皮肉が
そこにあります。
<中略>
誰を愛するのも自由、何を愛とみなすかも自由、
となったとき、人はどうするのでしょうか。
判断する基準がないから、
別の尺度を作り出します。
具体的な消去法で選んでいくのです。
私が若い頃には「三高」と言って、
「高収入、高学歴、高身長」が、
女性の理想の相手と言われました。
<中略>
「私が幸せになるため」というお手軽な考え方によって
選ばれた愛は、「いくらでも代替可能な愛」に
なりかねず、言ってみれば、愛が消耗品に
なっていく恐れがあります。
しかし、代替可能な愛をじっさいに選んでみれば、
多くの人が『やっぱり違う』と気付くのでは
ないでしょうか。」
自由って、本当に素敵なことだと思います。
でも、その自由を堪能するためには、
シゴトでも、恋愛でも、
やはり自分にとって“大切なもの”が
きちんと見えてないと、
途方に暮れてしまうものなのかもしれません。
でも、確かにこればかりは、
自分で経験をしてみないと、
合うかどうかも含め
わからないかもしれませんね。
シゴトに関しても、
私は今のフリーライターの前は、
某会社で、役職付きでシゴトをしていました。
もしかしたら一般的には
役職付きの会社員の方がフリーライターよりも
聞こえはいいのかもしれません。
でも、私にとっては、
人からどう見えるかといった肩書き云々よりも、
日々の生活が自分にとって、
いかに充実しているか
の方が大切だったりします。
だから、正直言うと、今の方が楽しい!
ただ、そういう価値観になったのは、
私が、6000人近い従業員のいる大手企業や
憧れだったマスコミ業界で働いたり、
派遣社員で働きながら劇団員をやったり、
フリーでイベントナレーターになったりと、
色々な経験を通して、
自分にとって本当に大切なものを
見つけたからかもしれません。
恋愛でも、
ココロから愛した人もいれば、
反対に、相手から告白をされ、
強い恋愛感情がないまま付き合ってしまった
経験もあり、
私にとっては、条件がいくら良くても、
自分のココロが動かないと幸せではないことが
分かってしまったので、
今は、ただ、
「好きな人である」ことが恋愛条件に
なっていたりします。
できれば、健康な人の方がいいし、
経済的に豊かなことに越したことはないけど、
それ以上に、やはり好きにならないと始まらない!
その“こだわり”が
私を結婚から遠ざけているのかもしれないけど、
でも、その自分にとっての
“確かな判断基準”を知ることこそ、
自分が幸せになる“近道”のような気がしています。
結局、人から見て、幸せそうに見える環境を
手に入れたとしても、
それが自分にとっての幸せではなかったら、
意味がないんですよね。
自分の人生なんだし!
正直、三十路を過ぎても独身だと、
世間の目が気になる気持ち、
分からなくもありません。
でも世間の目って、
世間の目に過ぎなくって、
世界の目ではないですからね(笑)。
三十路過ぎて独身でも、
たとえ一生独身でも、
世界中の人が可哀想だと思うような人生
かと言うと、
そんなことは決してないのだと思います。
実際、年齢のことだって、
ヨーロッパやアメリカでは、
そんなにこだわらないですしね。
要は、私たちが気にしている目って
意外と狭いんです。
で、なによりも、
そんな他人の目を気にして、
自分の人生の幸せを無視して、
世間が幸せだと思うような人生を歩んだって、
しょうがないような気がします。
それよりも何よりも、
自分の幸せを優先にしましょうよ!
婚活をしていると、
結婚が目的となってしまい、
[結婚してくれる人]を探す傾向があるけど、
まずは、[自分が人を好きになる]ことから
始めた方が、幸せになれるような気がします。
それこそ、姜さんの言葉を借りるのであれば、
代替可能ではない、唯一無二の相手と
恋愛をし、結婚したいものです。
私を含め、30代の世代は、
学歴社会、成果主義など、
学生のときも、社会人になっても、
結果ばかり求められてきた傾向が
あると思うのですが、
[結婚]という結果ばかりを追い求めて
[幸せになるために結婚する]という
気持ちを忘れて、
本末転倒にならないように、
気をつけたいものですね。
恋愛も婚活も、
一度、自分の気持ちの原点に戻ってみませんか?
そんなことを思うのでした。
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