【レポ】内海聡さん、野口勲さんの講演会 | 小川綾のブログ

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4月13日、東京大学の弥生講堂一条ホールにて

野口勲氏と内海医師のコラボ講演、
「未来(子供達)のための食と命のおはなし」に行ってきました。

野口さんの種屋さんは固定種の種屋さん。

内海先生は医学不要論など著書多数あり、Facebookで話題の方。

メインテーマは「種」について。

皆さんは現代のお野菜の種事情をご存知ですか??

種の種類は4種類

●在来種=農家さんが自家採種した種

●固定種=種屋さんが形質を固定した種→種が自家採種できる。長期収穫できる。

●F1種=異品種を掛け合わせた種→種は一度で終わり。次の種は取れない。

●GM種=遺伝子組み換えの種

さて、日本のスーパーに並んでいるお野菜の種はどれを使われているでしょうか??



答えは、ほぼ100%、F1種のお野菜が並んでいます。

◆一代雑種(F1)の利点   
・揃いが良い(出荷に有利)
・毎年種が売れる(メーカーの利益)
・生育が早く収穫後の日持ちが良い(雑種強勢が働いた場合)
・特定の病害に耐病性をつけやすい
・特定の形質を導入しやすい
・作型や味など流行に合わせたバリエーションを作りやすい

◆固定種の利点
・味が良い(伝統野菜の場合)
・自家採種できる
・多様性・環境適応力がある
・長期収穫できる(自家菜園向き)
・さまざまな病気に耐病性を持つ個体がある
・オリジナル野菜が作れる

「一粒万倍」 という言葉は、
一年後には一粒の健康な種が一万倍になるということから来ているのだそう。

それが現代は、一粒の異常な種を増やして、それを人間が食べている状況。(F1種の野菜のこと)

おかしな世の中だよなぁ。
わざわざ美味しくなくて、異常なものを食べるなんて。

でも、消費者である私たちが形が良くて、きれいで、安いものを求めた結果が今の現状。

病気とか、環境とか、今の状況すべては自分たちの行動そのものが作り出しているものなんだと思いました。

形のそろったものを作らなければ出荷できない現状。
規格外ではじかれて腐ってしまう。
農家さんも買ってもらえないものは作れない。
生育も形も安定しているF1種で作らざるっを得ない状況なのだそう。

後半はパネルディスカッション。
色々な質問に回答しながらパネリストの方それぞれの視点でのお話しが聞けて面白かったです。

「本物を見極めるには始めに本物を知ること」

この言葉が印象的でした。

食べ物もそうですが、情報もそうだなと思ったのでした。

たくさん食べ物も情報がある中で、自分で本物を選んでいく力が必要なんだと強く感じました。

食について考える場、食育サロン次回は5月16日開催です。

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