いよいよ1週間後に迫ってまいりました。
第二回 大の会「融 舞返之伝」
6月12日(日)14時
大槻能楽堂
鎮魂の芸術と言われる能の中でも、ひと極その要素が強い「融」。
能楽師の方の葬儀で謡われる曲(他に江口も)と聞きました。
曲の内容もそういった心に寄り添うようなもので、先日の能meets新橋での解説を聞いて思わず落涙…。
まだ明日の能meets北浜があるので内容に詳しく触れませんが…
大の会「融」が延期となったこの2年間。
本来であれば、2020年に開催予定でした。
もちろんこの2年は皆様におかれましても、延期や中止や、更にはお別れなど、様々な「良くない」と言う言葉では片付かないようなことも起こった前代未聞の時であったと思います。
先生はその度にチラシを作成し、擦り直しておられました。
こだわりのデザインは、そのままにデザイナーの大矢礼子さんにもお力添えいただき、日付や言葉を変えて。
令和2年6月14日
そして
令和3年6月13日
更に
令和4年6月12日
と。
何度も心が折れそうになったことと思います。
決断からの、出演者、関係者への連絡、お客様への連絡や、チラシの処分など物理的なことから心理的なことまで推し量るに余りあることばかりです。
先日も記しましたが、スタッフの中には先生から
「今年がダメならもうこの曲はやりません」との言葉も聞いた者もおります。
周りからもそんな提案もあったとお聞きしました。
それも一つの選択肢だったとは思いますが、敢えてこの「融」に拘られた先生。
2年と言う月日。
スタッフにはそれほど多くは語らない先生ですが
「鎮魂、弔い、追善」の意味が先生の中で更に増したのではと思う出来事もございました。
2年前に、せめて去年、公演が叶っていれば…
きっとご来場の皆様の中にも、そんな出来事はあったと思います。
もちろん、この2年でなくとも。
来週6月12日
それぞれの想いを重ねてご覧いただけたらと願っております。
公演のレポートも書く予定ですが、そちらに記すと長くなりそうな想い、そして、是非ともご覧いただきたいという想いから本日書かせていただきました。
お読みいただきありがとうございます。
大の会チケットは当日精算(当日受付支払い)のご予約でまだまだ承っております。
S席(正面)は最後列を残す僅かとなっていますが
AやB席(ワキ、中正面)はまだございます!
お得な学生料金の設定もございます。
もう明日6/5ですが
能meets北浜での事前講座もあと少しご予約いただけます。





