心を打つのは
内在する情熱があるからこそ。
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【みちひらきセッション】
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みちひらきチャネラー野引香里です。
先日大阪で大好きな画家の絵を拝見しに
中之島美術館へ行ってきました。
上村松園
今からちょうど150年前に生まれ
昭和初期に活躍した女流画家。
女性が職業を持つことなど
ありえなかった時代。
そんな時代に画家だなんて。
さぞかし辿ってきた道は
茨の道だったことでしょう。
しかもですよ
上村松園は美人画を描いてきたんです。
この頃の美人画の大家といえば
鏑木清方や伊東深水などでしょうか。
上村松園の作品は「華やかさが足らない」
などと酷評されながら
日常を送る女性たちを描き続けてきました。
その活動を支える信念は
一点の卑俗なところもなく、
清澄な感じのする香り高い珠玉のような絵こそ
わたしの念願
もとから悪い人などいない。
絵を観た人から邪な気持ちが消えて
清らかな心持ちになる。
そんな絵を追求していきたいのだそう。
はい、100年後のわたくしは
そんな心持ちになっております。
以前よく行っていた
東京吉祥寺の井の頭公園近くのギャラリーに
飾ってあったんです。
そのときは日舞で
「序の舞」を習っていた真っ最中。
上村松園のことも知らず、
この絵のどこがよいのか分かっていなかったのです。
あれから数十年。
課金してまで観るなんてね。
人の思いというものは時を超えてなお
伝わるものだとつくづく思います。
思いは見えないけれど
たしかにそこに存在しているんです。
中之島美術館での上村松園展。
ご紹介しといてほんとうに申し訳ないのですが
明日6/1が最終日です。
でも大丈夫!
東京の山種美術館で
上村松園展が開催中ですよ。
こちらはこじんまりした日本画の美術館で
なかなか趣がありますからね。
上村松園は今でいうシングルマザー。
男性社会の画壇に殴り込みをかけ
70歳を超えてから女性で初めて
文化勲章を受けました。
たおやかな美人画の裏側には
パイオニアとしての一面があり
その魂が描く線から
たくさんの情熱を浴びるのです。
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