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台東区入谷・浅草のピアノ教室《高島ピアノ塾》とピアニスト高島登美枝のブログ

歴史と文化の地・台東区(浅草 入谷 上野)の《高島ピアノ塾》。
主宰者は早稲田大学出身の異色のピアニスト。
伴奏業の傍ら、東京藝大大学院で博士学位を取得。
20代から「音楽による経済的自立と社会貢献」を実践し
逆境から夢を叶えた音楽起業家人生のストーリー。

水曜日からマーケター仕事の

ビジネス合宿で5日間不在になるので、
(税理士先生のためにも)
そこまでに確定申告データを

まとめちゃいたいんですよね。

 

なので今日も

薄いブログになりますが

ご容赦くださいm(__)m

 

でも内容は濃い(つもり)。

 

 

演奏時の「脱力」って?

昭和時代と違って

今や指導者や演奏家の誰もが
演奏時の脱力の重要性について

口にするようになりましたが…

 

そこからさらに踏み込んで
「脱力」とはどういうことかを
初心者や子どもに

どうやって説明すればよいのか?

 

たとえば

本当の本当に力を抜いたら

ピアノを弾くことも不可能ですよね。

 

ピアノは鍵盤に

重み(あるいは力)が加わって

下がらないと

音が出ませんから。

 

本当の本当に力を抜いたら

ピアノ椅子に座っていることも

不可能になります。

 

百歩譲って

力を抜くのは腕、

つまり肩甲骨から指までの部分だ、

と説明したとしても、

本当の本当にこの部位を脱力したら

鍵盤上に手を持ってくる動作さえ

不可能になりますよね。


どうか

屁理屈だ💢と
お怒りにならないでください。

 

感覚が鋭い生徒、

知的な生徒ほど

こうした根本的なレベルでの
疑問を抱きがちです。
 

そういうコたちは

空気を読む力も鋭いので

敢えて質問は

してこないかもしれませんが。

 

 

ピアノの鍵盤に置かれたバラ

 

 

再現性ある指導のために

結局、「脱力奏法」と言えど

「奏法」と付いている以上は最低限、

どこかの部位に

どこかのタイミングで

どの程度なのかは知らんけど

力を加えなきゃ

弾くことはできないのです。

 

そこの部分を

「ピアノ奏法なんだから

鍵盤上に手を持って行って

鍵盤を下げるのは

あたりまえでしょ」

で思考停止して、

深く追求するのを端折ってしまうのは

身体というものに対して

真摯に向き合っているとは

言いがたい在り方。

 

「感覚的に感じ取って」

「見本を見せるから完コピして」

という指導の仕方は「あり」ですが、

そこに終始してしまうと

最後は才能やセンスの問題に

着地することになります。

 

演奏者はそれでいいかもしれないけど、

指導者たるもの

いろいろな生徒に向き合う必要があります。

「音を出そう」と意図するところから

実際に音が出て、

消えるか、次の音に行くまでの

一連のプロセスの細部に至るまで

説明してあげられないようでは

指導力不足、怠慢のそしりは

免れないでしょう。

 

ある意味、

指導法とは

自分にとってあたりまえのプロセスを

意識化・言語化することで

自分とは別の身体と感覚を持つ「他者」に

自分の身体と感覚でやっていることを

伝えて理解してもらい、

再現できるよう手助けすることなのです。

 

 

 

同じ業界同士だと着眼点が閉塞的になる

で、言語化や意識化のヒントって

ピアノの世界だけを見ていても

ヴォキャブラリーの選択や

目の付け所が

似てきちゃうんですよ。

 

私はずっと

ピアノ業界の欠点って

この「タコツボ化」にあると

感じています。

 

同じような教育を受けてきて

同じような思考をするから、

言葉は通じやすいんだけど、

単一的・閉塞的になりがちなんです。

 

音楽は聴覚の芸術だけど、

「弾く」というのは

身体を通して行う行為なので

身体を使う他のジャンルの人の

見解の中には

思考の閉塞を打ち破るための

ヒントがいっぱい見つかります。

 

 

羽生選手のトレーニング

…というわけで、

今日は「脱力」のヒントを

武道の方々の言葉を

ご紹介しようと思います。

 

この1-2週間はオリンピックの

フィギュアスケートの話題が多かったけど、

現役時代の羽生選手の

トレーニング動画を引用して

武道系やトレーナーの方々が何人か

Xでコメントをなさっていたんですよ。

 

そこからその方のブログ等に飛んだら、

すごく示唆的なことが書かれていたのです。

 

まず羽生選手の動画はこちら

 

 

 

これを引用しつつのX投稿がこちら↓

 

 

そこからあちこち検索してみて

これはヒントになるな~と思った記事がこちら↓

 

 

こちらも↓

 

 

新しい時代にふさわしい視野と視座をもちたい

ピアノ演奏は

鍵盤をたった数ミリ下げる動作なので
アスリートやダンサー、武道の方ほどは

全身を使わないように考えられがち。

 

でもその小さな動きを

指先だけで行うか、

全身を使って行うかで

出る音色も違うし、
疲労度も違う。

 

全身を極限まで使う業種の方々の

身体感覚、身体知には

ピアノ演奏をよりよく行うためのヒントが

いっぱい隠れていると

私は感じています。

 

特にバレエや古武道、

合気道や剣道には

ヒントがたくさん詰まっていますね。

 

インターネットの時代、

これらの方々の発信を通じて

視野を広げて

タコツボから脱出しましょうよ。

 

昨日、海王星と土星が

春分点でピタリと会合しましたからね。

新しい時代の始まりを

宇宙も告げています。

 

視野を広く、視座を高くして

芸術の深みを究め、

美の高みを求め続けていきたいものです。

 

 

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