心のからくり心理学 ひらいなず -2ページ目

心理カウンセラー ひらいなずです

 

どうしても苦手な人がいる


特別なことをされたわけじゃない
でもなぜか
その人のことが引っかかる


言動が気になる
存在が気になる
理由もなくイライラする


そういう経験は
誰にでもある

これは偶然じゃない
苦手な人は、自分の影を
映し出している鏡だ

人は、自分の中にある
認めたくない部分を
誰かの中に見たとき
強く反応するのである

傲慢な人が許せないなら
自分の中にも
傲慢になりたい気持ちが
抑え込まれているかもしれない


自己主張が強い人が苦手なら
自分も本当は
もっと主張したいのに
できていないかもしれない


要領よく立ち回る人が気になるなら
自分も本当は
もっと楽をしたいのに
許していないかもしれない


これを「シャドウ(影)」と呼ぶこともある


自分が認めたくない、抑圧した部分が
他者という形で、外側に投影される


だから、苦手な人は
自分の影の、外側への映し出しなのである

これは
苦手な相手が正しいということじゃない
その感情が、自分の内側の
どこかを指しているという話だ

苦手な人に出会ったとき
「なぜこの人が気になるのか」と
自分に問いかけてみる


その人のどの部分が
引っかかるのか
その部分を、自分の中で
どう扱ってきたか

そこまで掘り下げると
苦手な人への感情が
少し変わってくる


怒りが、理解に変わる
嫌悪が、憐れみに変わる


そして、自分自身への
優しさに変わっていくのだ

光と影の統合とは
嫌いな部分を
好きになることじゃない


「これも自分の一部だ」と
認めることだ


苦手な人は、その入口を
持ってきてくれているだけなのである

 

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