いつもお世話になっているオーサワ・ジャパンさんから送られてくる冊子「Life is Macrobiotic ライフ・イズ・マクロビオティック」。
 
 いつもの特集は、調味料などの食品だったりすることが多いのですが、今回は“水”スライム
 
 確かに、環境問題や原発の冷却水の海へ排出による水質汚染、水道事業民営化による外資の参入など...、水に関する問題は多い。
 
 そんな中、日々生活中での水との関わり方を改めて見直すきっかけを与えてくれる内容でした。
 

 

 
  地球の表面は大部分が海に覆われており、水の惑星といわれる所以となっているわけですが、その割合は約70%といわれます。
 
 では、その中でいわゆる飲める水である淡水はというと、2.5%
 
 しかし、このうち1.76%が氷河など、0.76%が地下水、河川や湖沼は0.01%。
 
 主に、0.01%の水を地上で生活する生物が分け合っている状態です。
 
 昨今の現状からすれば、天然資源と同様に0.01%の水を“奪い合ってる”といった方が正しいのかもしれませんが...。
 

 

 

 
 地球の表面に存在するあらゆる水が、太陽熱によって蒸発して雲に。
 
 その雲が降らせた雨が、植物を育み、大地にしみ込んで地下水となったり、森というフィルターを通って川の水となり、海へと流れ込む。
 
 しかし、この循環の中で水が通るルートがすべて汚染されており、森というフィルターは森林伐採によってその機能が弱まっているといえます。木々の根による支えが弱まることで、ゲリラ豪雨などで土砂崩れを起こしたりする原因ともなっています。
 
 “水の豊かな国日本”というイメージ通り、実際、日本の降水量は世界平均の約2倍もあり、水に恵まれていると言えば恵まれている。
 
 但し、国土面積に対する人口を考えると、一人当たりの降水量は世界平均の1/4程度に。
 
 そして、山が多く平野の少ない国土なため、狭く流れの早い川が多く短い間に海に流れ込んでしまう。
 
 よって、台風や大雨などによる水害が多いにも関わらず、水不足が起こる時期もあるという状況は、単純に「水が豊か」だと言えない現実があります。

 

 

 

 
 人のカラダも成人男性で約60%、成人女性で約55%が水分と言われます。胎児にいたってはカラダの約90%が水分だそうです。
 
 カラダの水分といえば、血液やリンパ液を始め、細胞外液、細胞内液などの体液であり、血管やリンパ管などを通って体内を循環しています。
 
スライム体内での水の主な働き
 
①酸素や栄養、老廃物の運搬と排泄
(血液中の酸素や栄養、ホルモンなどを溶かし込んで細胞に届ける。また、細胞から老廃物を取り込んで尿として排出する。)
 
②体温の調節
(汗や息からの水蒸気で体内の余分な熱を逃がす。)
 
③体内環境を一定に保つ
(体液の水分量や濃度、pHを整え、新陳代謝などの多くの生命活動がスムーズに行われるようにしている。)
 
 
 因みに、効率的な水分補給の方法は、30分間に200cc程度を少しずつ飲むという方法です。
 
 これ以上飲んでも、尿として排出されるだけ。
 
 飲み水以外にも、夏場なら生野菜、冬場なら鍋料理などで水分を含ん温野菜などの食事からの摂取も大切です。
 
 また、水分補給は夏場だけでなく、乾燥で水分を奪われる冬場も必要です。
 
 
参考)市販されているミネラルウォーター類の種類
①ナチュラルウォータ-
 特定の水源から採水した地下水を原水とし、沈殿、ろ過、加熱以外の処理をしていない水。
 
②ナチュラルミネラルウォーター
 ナチュラルウォーターの中でも、地層中のミネラルが天然状態で溶け込んでいる水。鉱水、鉱泉水など。
 
③ミネラルウォーター
 ナチュラルミネラルウォーターを原水に、ミネラル分の調整を行った水、複数の原水の混合も含む。
 
④ボトルドウォーター
 ①~③以外の水。
 

 

 

 

 暮らしと水について。

 

 私たちの日常生活において使用する水は、風呂やトイレ、洗濯、食器洗いなどで、一日に300L以上も使い、排水として流しています。

 

 近い将来の深刻な水問題として、“水不足”があげられている今、日々の暮らしの水の使い方も見直す必要があります。

 

 食器洗いは結構な水の量を必要とするようです。

 

 食洗器を使用すると、かなり使用する水の量を減らせるようですので、食洗器がある場合は活用されると良いかと思います。

 

 手洗いの場合は、食器の汚れをふき取ってぬるま湯で洗う、流しっぱなしではなくため水で洗う、などの工夫で節水を。

 

 右矢印家庭でできる節水の方法:水資源機構

 

 また、排水により環境を汚染しないように、出来るだけ環境負荷の少ない洗剤を使用するなどが、比較的取り組みやすい対策ではないでしょうか。 

 

 我が家では、食器洗い、洗濯、シャンプー(人もペットも)などの洗剤は、できるだけ環境に負担をかけないものを使用するようにしています。

 

 入浴や洗濯などの生活排水以外にも、私たちの体内を体液として循環した水は、最終的には尿として排出されているわけですが、その時に老廃物も一緒に排出されます。

 その老廃物の中には、代謝されたり代謝されなかった薬や添加物などの化学物質も含まれます。(排出されずに体内に残るものもあります。)

 

 これらの、体内から排出された化学物質は、下水処理では除去しきれず、川や海へ流れていきます。

 

 川や海には農薬などその他の環境汚染物質も流れてきます。

 

 そして、それらが化学反応を起こしたりする場合もあり、もはや人間にはコントロールできないものとなり、それにより絶滅に追い込まれた生物や破壊された環境もあるという事実もあり...。

 

 

 とっくに、地球の自浄作用だけでは追い付かない状況であるにも関わらず、循環できないものばかりを排出し続けている現実を今一度見直す時ではないでしょうか。

 

 日々の暮らしにおていも、ひとつひとつの選択を慎重に、丁寧に。

 

 
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