中国茶の教室で聞いた、柊の花の話

 

今日、中国茶の教室で、先生から柊の花の香りのことを聞いた。
「とてもいい香りがするんですよ」と。

そのひと言が、妙に心に残った。

 

  我が家の斑入り柊も、ちょうど開花していました

 

そういえば、我が家の斑入りの柊も、今ちょうど花が咲いていたはず。
背が低いこともあって、これまで香りを確かめたことはなかった。

家に帰って、庭に出て、
さっそく近づいてみる。

 

 

斑入り柊の白い小さな花と葉

 

  金木犀のようで、ジャスミンのような香り

 

小さな白い花が、控えめに咲いている。
顔を近づけ、そっと息を吸うと——

金木犀のようでもあり、
どこかジャスミンにも似た、澄んだ甘い香りがした。

冬の空気の中だからこそ、
いっそうはっきりと感じられる香りなのかもしれない。

これまで、柊は葉を楽しむ木だと思っていた。
こんな香りを、静かに隠し持っていたなんて。

 

  先生を真似て、少しだけ家の中へ

 

中国茶の教室で先生が話していた理由が、
ようやく自分の中で腑に落ちた。

せっかくなので、先生を真似て、
ほんの少しだけ枝を切り、家の中へ。

ガラスの小さな花器に挿すと、
近くを通るたび、ふわりと香りが漂う。

主張しすぎず、
でも確かにそこにある、やさしい香り。

 

斑入り柊の白い花とガラス瓶

 

  教えてもらって、初めて気づくこと

 

庭にあるものでも、
教えてもらわなければ気づかなかったことがある。

目線を変えることで、
暮らしの中に、こんな小さな楽しみが見つかる。

中国茶も、花も、
静かに向き合うことで、ようやく伝わってくるものがある。

そんなことを、柊の香りに教えられた一日でした。

 

 

 

 

 

 

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