朝、庭に目をやると、八重桜の花びらがはらはらと舞い落ち、地面をうすいピンク色に染めはじめていました。
毎年楽しみにしているこの景色。
今年も、水鉢を木の下に置いて、散った花びらが水面に浮かぶ様子を楽しむことにしました。
光を受けた花びらが、水の上でふわふわと揺れるのを見ると、なんだか心が和らぎます。
リアンも、春の庭を満喫中。
ボールを追いかけたり、お昼寝をしたり。
ふと見ると、リアンが草むらに顔を突っ込んで、ごそごそと大忙し。
何か動くものを見つけたようです。
トカゲなのか、虫なのか……正体はわからないけれど、夢中になっている後ろ姿がなんとも愛らしい。
この季節になると、毎年リアンに白詰草の花冠を作るのが恒例行事。
今年も、庭を歩きながら白詰草を摘みに行こうと心に決めました。
春の光のなか、リアンと過ごす小さな幸せ。
今年もまた、思い出がひとつ増えました。





